これだけは知っておいて欲しい!残価設定型ローン【残クレ】の危険なカラクリ

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残価設定型ローン・クレジット(略称:残クレ)でこれから車を購入しようとお考えの方、ちょっと待ってください!

と言うのも、私の経験上残価設定ローンはあまりお勧めできないものだからです。

契約は一度完了してしまえば、やり直しはなかなか難しいもの。なので、契約する前に情報収集をして頂くといった視点でこの記事を読んで頂けると幸いです。

残価設定型ローン(クレジット)とは

残価設定ローン概要イメージ【トヨタのうれしい買い方】残価設定型プラン

そもそも残価設定ローンとは、通常のディーラー(販売店)が提供しているローンや、その他の企業(銀行や農協)のマイカーローンとは異なりディーラー(販売店)と購入者の間でリース契約を行うローンの事を指します。

通常のローン(ディーラーローンやマイカーローン)との違いは、ディーラーローンやマイカーローンは車の価格全てに対して返済を行いますが、残価設定ローンは車の価格に対して、特定の割合においての返済を行うといった違いがあります。

ある一定期間、特定の割合に対して返済を行った後はそのまま再度ローンを組む事も可能ですし、残りの金額をディーラーに買い取ってもらう事も可能です。通常のローンに比べて自由度が高い事も残価設定ローンの特徴です。

また、残価設定ローンはディーラー(販売店)とのリース契約となりますので、あくまで車の所有者はディーラー(販売店)です。

従って、車検書上の所有者は残価設定ローンを組んだディーラー(販売店)となっています。

このように、残価設定型ローンはディーラー(販売店)とのリース契約である事という内容をまず理解してください。

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残価設定型ローンのメリット(と言われる内容)

残価設定ローンのメリットと良く言われる内容を紹介します。もちろん、それに対して慎重派ゴリラの指摘を行っていきます。

「毎月のローン支払い額が少なくなる」という点について

残価設定ローンのメリットイメージ引用:【トヨタのうれしい買い方】残価設定型プラン

通常のローン(ディーラー・マイカーローン)と残価設定ローンの違い

以下の条件で記載しています。

購入予定車両本体価格:3,000,000円
購入にかかる諸費用(新車購入にあたり、税金等諸費用がかかります):300,000円
残価設定金額(3年後買取想定金額):1,200,000円
オートローン金利:2.9%
残価設定ローン金利:4.9%

通常のローン 残価設定ローン 通常のローンとの違い
購入車両価格
3,000,000円
3,000,000円
0円
ローン金利
2,9%
4.9%
+2.0%
毎月支払額
95,822円
67,744円
-28,078円

これは、上記の画像にあるように通常のディーラーローンやマイカーローンよりも支払い額の対象が少ないので、月々のローンにおける支払い金額も少なくて済みます。

これにより、車両価格がワンランク高くても残価設定ローンを組めば自分の支払い能力内の金額となり、ローンを組む事が出来るという事に繋がります。

慎重派ゴリラのメッセージ
確かに、月々のローン費用が通常のローンよりも安くなるのでワンランク上の車を購入する事が出来るという理論は間違っていません。が、それは最初の期間(3年間など)内での話でありその後の支払いも続ける場合は、再度ローンを組む必要があり結果的には通常のディーラーローンなどを組むより高くついてしまいます。ここでの論点はあくまでも特定の期間内での話であり、最初の期間後に新しい車に乗り換えたり、買い取りをお願いしたりする際に行われる車の査定で、傷や凹みなどを指摘され別途費用が発生する事もあるので結果次第では高くつく可能性もあります。

引用:【トヨタのうれしい買い方】残価設定型プラン

「返却時に車の価値が上がる場合があり、数万円から数十万円の儲けが発生する」という点

上記の画像を例にすると、「クルマをご返却」という項目が該当します。

残価設定型ローンを契約する際に、特定の期間後の車両価格予想を行いその価格を基準としてそれよりも車両価格が増加した際には、差分が支払われるという事になります。

ただし、車両価格が増加する事だけでなく先ほどご説明した通り、傷や凹み・事故などで車両価格が減少する事ももちろんありますので、良い事だけでなくリスクもきちんと把握する事が重要です。

慎重派ゴリラのメッセージ
率直に伝えさせていただくと、車両価格(価値)が下がりにくい車種はあっても2~3年度に車両価格が上がる車なんて、ビンテージカーを除いてほとんど存在しません!いくら無事故であっても、傷がほとんど目立たなくても住宅と同じように一度でも購入履歴があった際で車の価格は100万円は低下すると言われています。従って、当初の契約時に算出された特定の期間後の価格より増加するような事はほとんど発生しないと考えるのが普通です。

残価設定型ローン(クレジット)のデメリット

それでは、残価設定型ローン(通称:残クレ)のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。実際に契約した経験から、デメリットと感じた内容をお伝えします。

リスクが高い

ここで言うリスクとは、支払い期間満了後の車両価格が購入時に想定されている価格と異なる可能性に対してのリスクです。

車は趣向性もありますが、基本的には「道具」でしかありません。年々も使用していれば、傷が付いたりぶつけて凹ませるようなこともあるでしょう。

また、自分好みにカスタムしたりする楽しさも車にはあります。

しかし、残価設定型ローンを設定した場合、これらはすべて車両価値を下げる要因となりますので、事故を起こせばユーザーに買い取り義務が発生し、傷・凹みはすべて修理が必要となります。

残価設定型ローンはあくまでもリース契約ですので、このような事態が発生します。

したがって、車を保有する際にも「借り物を3年間使用する」といった、非常にリスクが高い状態が続きます。

慎重派ゴリラのメッセージ
人から借りたもの、かつ数年後に査定があるとしたら自由に気軽に使えますか?査定額が下がる可能性があるのならば、割れ物を扱うようにしか使えませんよね。

金利が高い

残価設定型ローンにおける金利については、扱うメーカーによって様々ですが年金利5.5%といったところもあり通常のローンよりも高いところがほとんどです。

残価設定ローンは、残価に対してずっと金利がかかり続けるケースが多いので本当に注意が必要です。最初の支払い時の借り入れ総額に金利が掛かっている場合は、支払いを行って元金が減っても、ほとんど意味がありません。

均等ローンなど返済が進むにつれ、元金が減っていくので金利も少なくなっていくのとは、大きな差があります。

言い換えれば、いくら返済しても当初の借り入れ金額にかかる金利が続くのか、それとも返済後の残高に対しての金利かということになります。

慎重派ゴリラのメッセージ
通常のディーラーローンですら高いのに、それよりも高い金利が残価設定型ローンの特徴です。ほとんどの方が毎月の支払総額の安さに目を取られてこの高金利については見逃している事が多いです。

残価設定型ローン(クレジット)シミュレーションサイト

残価設定型ローン(略称:残クレ)の返済シミュレーション時に参考になるサイトを紹介します。

これらのサイトはオンライン上にて、日々の支払い額を計算することが可能ですので実際の支払い総額などを把握するのに非常に便利です。

イオンプロダクトファイナンス自動車ローンシミュレーション


イオンプロダクトファイナンス自動車ローンシミュレーション

慎重派ゴリラのメッセージ
イオンプロダクトファイナンス自動車の個人向けサービスです。
残価設定型ローンの試算だけでなく、通常のディーラーローンやスキップローンなどについても資産する事が可能です。

福岡銀行ローンシミュレーション

福岡銀行ローンシミュレーション
福岡銀行ローンシミュレーション

慎重派ゴリラのメッセージ
福岡銀行が提供するローンシミュレーション。個人的には一番内容が分かり易く、通常のローンとの差も明確にわかるのでお勧めです。

SBJ銀行マイカーローンシミュレーション

SBJ銀行マイカーローンシミュレーション
SBJ銀行マイカーローンシミュレーション

慎重派ゴリラのメッセージ
自動車ローンの最も気づきにくい落とし穴である、元金利ローンと残価型ローンそれぞれでシミュレーションが可能です。

残価設定型ローン(残クレ)・クレジットをお勧めできる人・できない人

実際の残価設定型ローンについて説明と指摘を終えた段階で、残価設定型ローンをお勧めできる人とできない人についてお伝えします。

残価設定型ローンが合う人

残価設定型ローン(残クレ)・クレジットが会う人は「2~3年事に新車を買い替える人」です。

車両価格の全額は支払わず、乗った期間内だけ支払うといったイメージです。

このようなタイプの方には残価設定型ローン(残クレ)・クレジットは非常にお勧めです。

車両全額を支払う事なく、より少ない金額を支払うことで新車を楽しむことができるからです。

慎重派ゴリラのメッセージ
ポイントは、車をあくまで所有する事や資産として考えず、新車を安く購入したいという意識を持つ方には、安い月額費用でローンが組めるのでお勧めができます。

残価設定型ローンが合わない人

逆に残価設定型ローン(残クレ)・クレジットが合わない人はどんな人でしょう。皮肉な事に毎月の支払額を下げたいと思って契約する方が、実際の契約内容とは合わないといえます。

残価設定型ローン(残クレ)・クレジットはカラクリがあります。

一見、通常のローンに比べて月々の支払金額が少ないように見えますがそれは特定の期間、かつ車両価格の特定の割合のみの返済額となっているからです。

毎月の車に掛かる費用を抑えたいならカーシェアリングがお勧めです。

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