会社設立時に問題となるのが各種会社名義のカード発行です。
特に営業活動を行う上で必須のETC（イーティーシー）カードがなかなか発行できないのはご存知ですか？
今回はそんな中小企業向け法人ETCカードを発行する裏技をお伝えします。
この記事の目次（もくじ）
ETC（イーティーシー）の割引額について
Photo: Discount by Owen Moore
営業活動を行う中で便利なのが営業車を使った営業です。
遠方のクライアントに向かう際に使い有料道路がどれくらいETCカードによって割引になるのかは以下の通りです。
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中小企業向け法人ETC（イーティーシー）カードの審査が厳しい理由
そもそも、なぜ設立当初の企業に対してETC（イーティーシー）カードを発行するのが難しいのでしょうか。
ETCカードは通常、キャッシュカードに付随してETCカードが発行されます。
いわゆるセットでの発行です。
このセットでの発行というのが、設立当初の企業に対して発行の壁を高くしている理由です。
それはETCカードと合わせてキャッシュカードが発行されてしまうため、設立当初の企業の信用がまだ浅い場合はキャッシュカードの審査が通らない事が多々あるのです。
中小企業向けETC（イーティーシー）専用のカード
Photo: Debit Card by Neil Turner
キャッシュカードが設立当初の企業に対するETCカード発行の障害になっているのであれば、ETCカードのみ発行してくれる（クレジット機能なし）サービスを利用するのが賢明です。
ＥＴＣ専用のカードなのでクレジット会社にくらべ発行がとても容易ですし、マイレージポイントに対応しているため一般（地方部）の高速道路（首都・阪神高速を除く）の利用が多い方に最適なETCカードです。
中小企業向け法人ETC（イーティーシー）カードが無料でない理由
昔からのことわざでタダほど怖いものはないというのはみなさん良くご存じだと思います。
中小企業向けETC（イーティーシー）カードの発行手数料やその他の手数料が無料でない理由は請求書作成、信販会社への立替保証があるからです。
つまり、ETCカードを発行した企業1つ1つから少ない金額を出資してもらって、信販会社への立替金となっています。
ある程度信用が付いている企業は、発行手数料などが無料（これは通常のキャッシュカード付きETCカードが該当しますが）となるのも頷けます。
つまり、参加している企業が少額の補償金を出し合うようなイメージを持って頂くと分かりやすいと思います。
車載機器がなくてもETCカードは使用できる
Photo: ETC – Electronic Toll Collection system. by MIKI Yoshihito
ETCカードを手に入れても車載器を購入・取り付けするのにそれぞれ費用が掛かるからなぁ…と思っている方。
実は、車載機器がなくてもETCカードが使用できるのはご存知ですか？
ETCレーンをノンストップで通過する事は出来ませんが、通常の一般レーンにて手渡しする事で問題なく使えます。
車載器は会社が軌道に乗ってからでも遅くはありません。
まずは、ETCカードを発行し営業活動時の交通費を少しでも抑える事が重要です。
クレジット機能なしETC（イーティーシー）カードだから安心
紹介した通り、クレジット機能なし（イーティーシー）カードだから、従業員に現金を持たせる必要もなく明細書も発行できるので安心かつ、経理にも便利です。
いつ、だれが、どこに行ったというのも複数枚カードの発行が可能だからすぐに把握出来ます。
また、あまり考えたくはありませんが、出所不明の利用履歴が発生するなんて要らない心配をする必要はありません。
もちろんマイレージサービス特典付きETCカード
Photo: Gold Coins by motoyen
マイレージサービスとは、ETCカードでの通行料金の支払額に応じて、ポイントが付くサービスの事。
ポイントは還元額（無料通行分）に交換のうえ、通行料金の支払いにも使えるといった嬉しいサービスです。
そんなマイレージサービスも抜かりなく加入しているカードですのでご安心ください。
また、登録に必要な面倒な手続きもカード発行会社が全て行うので便利です。
いかがでしたか？
設立間もない中小企業向けETCカードを手に入れる方法について記載させて頂きましたが、割引も大きくポイントも貯められるETCカードはぜひ手に入れたいカードの1つ。
設立したての新会社への発行実績多数との事でしたので、皆さんも他サービスで審査に落ちても諦めずにトライしてください！
