MSCスプレンディダの乗船した際、MSCヨットクラブの『デラックススイート』に宿泊しました。
宿泊した『デラックススイート』客室についてご紹介していきたいと思います!
この記事の目次(もくじ)
MSCスプレンディダの客室の種類について
まず客室(キャビン)の種類についてご紹介します。
・オーシャンビュー
・バルコニー付きキャビン
・展望窓付きスイート
・バルコニー付きスイート
ーー以下は『MSCヨットクラブ』ーー
・デラックススイート
・エグゼクティブ&ファミリースイート
・ロイヤルスイート
さらに内側キャビン・オーシャンビューは3種類、バルコニー付きキャビンは4種類に分かれているので、全部で15種類のキャビンがあります。
気を付けたいのは、『展望窓付きスイート』と『バルコニー付きスイート』はMSCヨットクラブではありません。
MSCヨットクラブに属するのは『デラックススイート』『エグゼクティブ&ファミリースイート』『ロイヤルスイート』の3つのみです。
『MSCヨットクラブ』というのは、通常のキャビンクラスよりもワンランク上のサービスを受けらる”VIPクラス”のことです。
MSCヨットクラブでは下記のような特典が用意されています。
・24時間対応のバトラーサービス
・部屋のミニバー含む船内すべてのドリンクメニューが無料(9ドル以下)
・ヨットクラブ専用のプール、ジャグジー、サンルーム、バーがある
・ヨットクラブ専用のラウンジがあって、営業時間内ならドリンク・おつまみ・デザートなどが無料(タバコも吸える)
・ヨットクラブ専用のレストランがあって、有料レストラン並の食事&営業時間内なら好きな時間に行くことができる
・ショーシアターでヨットクラブ専用の席が設けられている
部屋付のバトラーさんは言えば何でもやってくれるそうですが、会話はすべて英語になるため英語がある程度話せないとまったく活用できません。
私は英語がほぼできないので、全然利用することができませんでした…
公式ページには船内すべての「ドリンクが無料」と書かれていますが、実際のところは9ドル以下のドリンクが無料みたいです。
「そしたら無料で飲めるの限られるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、メニューを見てみると、そのほとんどが9ドルを下回ります。9ドル以上の飲み物はほぼフルボトルだけなので安心してください。
私は利用していませんが他にも、
・キャビンにいながら高級ジュエリーを見ることも可能
・寄港地で自分の好みの体験ができるようにバトラーやコンシェルジュが寄港地観光を作ってくれる
といったこともできるようです。
MSCヨットクラブ『デラックススイート』をご紹介
今回MSCスプレンディダのMSCヨットクラブ『デラックススイート』に宿泊しました。部屋の設備や備品などについてご紹介したいと思います。
ベッド
部屋に入るとキングサイズのベッドが鎮座。
キングサイズなので2人で寝ても広々としていて、寝返りをしてもぶつかることなく寝むれて快適でした。ベッドの寝心地がかなりよかったです。
公式サイトを見てみると、ベッドにはエジプト綿のシーツや形状記憶マットレスが使われていたらしく、そりゃあ寝心地がいいわけだと納得。
希望があれば、ダブルベッドからツインに変えることもできるみたいです。
洗面台
部屋に入ってすぐ横の部屋に洗面台があります。水もお湯もバッチリ出ます。
ただ、水口が左奥寄りに設置されているので、水を出すだけで水受けギリギリになってしまうところが難点。
そのため手を洗うだけで、気を付けないと周りがビシャビシャになってしまうんですよね。水を出すたびに洗面台に置いてあるタオルで拭いていました。
トイレ
浴室と洗面台のすぐ隣にあります。わかりやすく言えばユニットバスタイプです。
ウォシュレットは付いていないのは私個人としては致命的…でも、携帯ウォシュレットを持参したので快適でした。
以前乗船したコスタ・ネオロマンチカのトイレは、外人仕様になっていたのか便座の穴が大きかったんですが、こちらのトイレはそうでもなかったような気がします。
後ろのボタンを押すと、新幹線や飛行機なんかにあるトイレのように「ゴゴー」と水が勢いよく流れます。
浴室
シャワーだけじゃなくバスタブ付きなので「さぞ快適だろう」と思ったんですが、浴室にカーテンがなくて浴室の半分にガラスで隔たれているだけなので、普通にシャワーを浴びると外に水が飛んでビチャビチャ状態に…
結果、気を使って洗わなければいけないのでかなり窮屈でしたね。
水圧自体は強いんですが、水圧が強いと壁に当たった水が弾けて洗面台側に飛んでしまうので、水圧も弱めに調節して入らなければいけません。
これなら全面締め切れるシャワーカーテンのほうが断然良いと思いました。
スパ内にある更衣室にシャワールームがあるので、部屋のシャワーを使わずにそちらを利用するのもアリ。
テレビ
テレビでは、船内の案内をしているチャンネルもあれば、船の現在地をリアルタイムで紹介しているチャンネルもあります。
ただ、基本的には中国語のチャンネルばかりなのでテレビを見る必要はありませんでした。
ちなみにベッドの横にある電話からバトラーへ連絡することもできますが、テレビ画面からでも何かしらのルームサービスを注文をすることもできるようでした。
ミニバー
冷蔵庫の中には、ハイネケン・青島ビール、水・炭酸水、ファンタ・スプライト・コーラ・ゼロコーラ・トニックウォーター、ウイスキー・ジン、プリングルズ・でん六っぽいおつまみが入っていて、すべて食べ放題飲み放題。
グラスは4種類置いてあるので飲み物によって変えることもできます。
湯沸かしポットもあるのでお湯を沸かしてお茶やコーヒーも飲めますし砂糖も置いてあります。
冷蔵庫の中のものを食べたり飲んだりすると、清掃時に必ず補充してくれます。
青島ビールは最初のみであとはハイネケンだけの補充になったので、ラインナップは寄港先に寄るかもしれません。
バルコニー
バルコニーが付いているので、いつでも外に出ることができます。
バルコニーにはイスが2つとテーブル兼オットマンが1つあります。
晴れた日には景色を眺めながらお酒を飲んだりごはんを食べたり、風を感じながら本を読んだりするのはとても気持ちいいね。
化粧台 in ドライヤー
とくになんの変哲もない化粧台なんですが、実は隠し扉的な引き出しがある化粧台なんです。
というのも、ドライヤーを部屋中の引き出しを開けて探したんですが見つからず…
コンシェルジュに聞いたら化粧台の引き出しの中にあると言われ、「見逃したのだろうか?」と思い部屋に戻って化粧台を確認すると、やっぱりどう見ても引き出しがあるようには見えない…
試しに机を引っ張ってみると引き出しになっていたということがありました(笑)
引き出しになっている見た目ではまずわからない作りになっていますが、ドライヤーは化粧台の中に入っています。
ちなみに、ドライヤーの風量は残念ながら弱めでした。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットにはバスローブやスリッパ、金庫があります。
ハンガーは特殊な形状になっているので、ウォーキンクローゼットにしかかけられません。
ハンガーにはクリーニングバックもセットされているんですが、クリーニング代がなかなかお高め。
もし洗濯をする場合には、ハンガーや物干しハンガーを持参したり、寄港地の100均なんかで買ったりするといいでしょう。
5段の収納ケースもあるので、ここに洋服や下着などを入れておけます。
クローゼットの中に入ると自動的に電気がつくので便利。
シューズクローゼット
専用のシューズクローゼットもあるので、靴を何足か持って来ても邪魔になりません。
高さもあるので、ロングブーツなどでも収納することができると思います。
ソファ&テーブル
テーブルの上には、シャンパンボトル(初日だけ)とフルーツが置かれているので、冷たいシャンパンを飲みながら、フルーツがいただけます。
果物は常に置いてある状態で、食べると清掃時に補充してくれます。
夜には清掃が入ってシャンパンは下げられてしまうので、ウェルカムシャンパンは入室してからすぐに飲んだほうがいいですよ。
バスタオル&フェイスタオル
洗面台にミニタオル、トイレットペーパーの上にフェイスタオル、浴室の上の棚にバスタオル、バスタブにはバスマットが置かれています。
1日2回の清掃が入り、タオルもその都度変えてくれるので常に新しいタオルを使用できます。
清掃はお昼前と夕食時間くらいに行われるので、もしその時間に部屋から出ない場合は『起こさないでください』カードをドアに差し込んでおいたほうがいいでしょう。
白のタオルは部屋で使うものですが、オレンジのタオルはプールやジャグジーに入るときに持って行って体を拭くタオルです。
使用後は清掃時に新しいタオルに変えてくれます。
ボックスティッシュ
ティッシュは洗面台に設置されています。かわりに部屋にティッシュは置かれていないので、洗面台の下に入っている予備のボックスティッシュを部屋で使っていました。
トイレットペーパーの予備も入っています。ボックスティッシュやトイレットペーパーも使ったらきちんと補充されていました。
各種アメニティ
石鹸・シャワーキャップ・ソーイングセット・シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ボディーローションが置かれています。
MSCの箱の中には、シャワーキャップ・クシ・綿棒・ソーイングセットが入っていてアメニティはかなり充実。ソーイングセットが置いてあるなんてはじめて見ました。
アメニティも清掃時に補充してくれます。
歯ブラシ・歯磨き粉・ひげそり・洗顔・化粧落とし・ボディタオルはないので持参するようにしてください。
エアコン
クローゼットの入り口付近にあります。ボタンを押すだけで温度を上げ下げできて簡単です。
温度はほぼ、暖房マックス〜3段階マイナスの間で過ごしましたが、半袖短パンでちょうどよく過ごせました。
電話
ベッドの横に電話があります。
電話でフロントのコンシェルジュだったり、担当バトラーに連絡することができます。
コンセント
コンセントは化粧台についていて、日本の規格のものは2箇所あります。
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