コスタネオロマンチカに2回目の乗船にして初めて、有料レストランの『カサノヴァ』と『ラ・フィオレンティーナ ステーキハウス』で食事をしてきたので、実際に食べてみてどうだったか感想をご紹介したいと思います!
有料レストラン『カサノヴァ』
夕食:予約制
カバーチャージ:1人59ドル
『カサノヴァ』は、デッキ9の船尾にある有料レストランです。夜だけの営業で、食事するためには予約必須となっています。
料理はミシュランの三つ星を獲得したオーナーシェフが監修しているイタリアンのフルコース料理です。
営業時間は船内新聞に掲載されているのでチェックしてくださいね。
ラフすぎるサンダルや短パンでの入店は基本NGです。
実際服装はそんなに気にしなくてもいいかもしれませんが、コスタで一番雰囲気があるレストランなので、普段よりキレイめな服装で行くことをおすすめします。
まず入り口に行くと、スタッフが出迎えてくれて予約の確認をされます。
我々は18:30から予約をしていたはずなんですが、まさかの予約がされていないというトラブル発生。
ですが、お店の偉い人?が「ノープロブレム」と言ってくれて食事することができました。
席に案内されるとメニューを渡されるんですが、メインレストランと同じくメニューから好きなものを選ぶスタイルだと思っていたら、メニューは決まっていました。
どうやら「本日のフルコースの内容はこちらになります」という案内みたいです。
唯一選ぶことができたのは、メインのお肉を『牛』か『豚』かを選ぶことができました。
頼むものを悩む必要がないので楽といえば楽ですね。
飲み物は、「ビール?赤ワイン?白ワイン?」と聞かれるのでおそらく、お酒はスパークリングを加えた4種類しか『カサノヴァ』には用意されていないんだと思います。
次にパンが運ばれて来ます。パンは5種類くらいあって、どれも温かくて非常に美味しい。
バターは言えばくれるのか別料金なのかはわかりませんが、テーブルにはありませんでした。
代わりにオリーブオイルが置かれているので、こちらにパンをつけて食べてもOKです。
あとは順々に料理が運ばれてきます。料理は運ばれてくるたびに、英語で料理の説明をしてくれます。
お酒もなくなる前に聞いてくれるので、サービスとしてはさすがですね。
別途29ドルで各料理に合わせたワインを1杯ずつ楽しめるメニューもあるので、こちらを頼んでもいいかもしれません。
あと、『カサノヴァ』へ行くなら食事時間を長めにとっておいてください。我々の場合は時間くらい食べ終わるまでかかりました。
行く場合は時間に余裕を持つことをオススメします。
総評
『カサノヴァ』のイタリアンのフルコースですが、正直に言って「すべての料理がレベルが高く、本当に美味しかった!」です!
間違いなくコスタネオロマンチカでNo.1ですね。有料レストランというだけあります。
品数も多いし何より美味しいし、むしろこれで59ドルは安いじゃないかと思えるくらいです。
もしコスタネオロマンチカに乗ったら、ぜひ食事してほしいですね。一人59ドルは高いと感じるかもしれませんが、おそらく東京だと倍の値段はすると思いますよ。
しかも、お腹を空かせて行ったんですが、それでもかなり満腹になります。
私はメインの時点ですでにお腹いっぱいだったんですが、「美味しいのに残すなんてとんでもない!」という気持ちのおかげで、最後まで諦めずに食べきることができました(笑)
後半の濃厚なチーズやなかなか大きいティラミス、小さいけど一つ一つが重いペストリーたちは本当にキツかった…
食事のあとイベントを見に行く予定だったんですが、お腹いっぱいすぎて無理でした…部屋でベッドでダウン。
お酒も飲みすぎましたね(笑)飲みすぎなければ、満腹にはなっても限界を迎えることはなかったと思います。
『カサノヴァ』は料理の品数が多く、お酒を飲まなくても普通にお腹いっぱいになると思うので、お酒(特にビール)は軽く飲むくらいがいいですね。
『ラ・フィオレンティーナ ステーキハウス』
朝食:自由席(スイートキャビン宿泊者限定)
昼食・夕食:予約制
カバーチャージ:1人33.50ドル
『ラフィオレンティーナステーキハウス』は、デッキ9のショップ前にある有料レストランです。
予約制ではありますが、店の前を通りかかるとのステーキハウスのスタッフが店の前で「どうですか?」と案内をしていたので、混んでなければ予約をしなくても入れるかもしれません。
ラフすぎるサンダルや短パンでの入店はNGとなっているみたいですが、実際服装はそんなに気にしなくても大丈夫そうです。
入り口に行くと、予約の確認後に席に案内されます。お客さんはちらほらしかいませんでした。
席に着くとメニューを渡されるので、メニューの中から好きな物を頼んでいきます。
フルコースとなっているので、前菜・サラダ・メインと色々ありますが、区分に関係なく好きなものを好きなだけ選べるので、メインレストランのボッティチェリと同じスタイルです。
ドリンクメニューは特に渡されなかったので、ビール・ワインくらいしかないと思います。ちなみにカバーチャージにドリンク1杯分は含まれていますよ。
料理は下記のような感じ。見た目は豪華です。
総評
今回、このステーキハウスは楽しみにしていたんですが、ステーキの味は期待はずれ…
追加料金のかかるロブスター(8ドル)とTボーンステーキ(20ドル)を頼みましたが、ロブスターはまあまあ、Tボーンステーキは最悪で味が全くしない。
ステーキソースを3種類くらいから選べてるんですが、このソースの味しかしません。これで追加の20ドルでは話にならないですね…
相方が選んだ、追加料金なしのブレードステーキも同じく味なし。味はむしろこちらの方がマシなくらい…
ステーキ以外の料理は美味しかっただけに残念です。
ただ、お客さんもそんなにいないおかげか、スタッフにも余裕があります。なにも言わなくてもいい頃合いで追加のお酒を聞いてきてくれるのは楽ですね。
残念ながら私はもう二度と利用しないかなーという感想です。