難易度高めだけど効果は抜群?!おすすめの伝統的&ユニークなヨガレッスン6選




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ヨガ経験者は年々増加し、教育現場から医療現場、そして、子どもから障がい者、高齢者まで幅広く取り組むことができる健康習慣として、広く取り入れられています。ヨガを通して自分の呼吸と身体に意識を向け、レッスン後には心地良さとさまざまな気付きがあります。他のエクササイズやスポーツとは違い「体にと心に効く。」だからこそ、ヨガは多く人を惹きつけるのでしょう。

そこで本記事では、ヨガ経験者の皆さんへ次のステップとしておすすめの、伝統的なヨガから話題のヨガスタイルまで紹介していきます。また、海外でヨガレッスンを受ける際のアドバイスも紹介しています。ヨガの楽しみをより一層深めてくださいね。

中級者以上ヨガ6選

陰ヨガ

陰ヨガとは、陰陽5行説に基づいて「気・血・水」の流れを整えることを目的としたヨガです。アシュタンガヨガやパワーヨガなど、アクティブで筋肉をよく使うヨガが陽。そして、陰ヨガやリストラクティブヨガなど、座りのポーズ、寝て行うポーズを中心に、ひとつのポーズを長い間キープし、そのゆったりした時間の中で自分自身と静かに向き合うヨガが陰。陰ヨガは、ただリラックスするだけでなく、自分と向き合う瞑想のためのヨガといえるでしょう。

▼効果・効能
精神的に穏やかな気持ちになれる
陽ヨガではアプローチしにくい関節の柔軟性を高めることができる
内側の自分と向き合うことができ、思考能力が高まる

▼こんな人におすすめ!
陰ヨガはビギナーにも無理なくできるヨガですが、あえてここで入れたのは、普段、陽ヨガを好んで練習している方にもぜひトライしてほしいからです。陰陽マークを見てもわかるように、陽の中に陰が、陰の中に陽の部分があります。陽ヨガのアクティブ、陰ヨガの静寂、両方取り入れることでエネルギーのバランスを取り、よりヨガの深部に触れてみてはいかがでしょうか。

▼レッスン参加のアドバイス
ひとつのポーズを3分から5分、時間をかけてキープするので、秋から冬にかけて冷えない服装を心がけましょう。スタジオによってはブランケットを準備してくれていますが、レッグウォーマーや腹巻などを準備しておくのもおすすめです。

アイアンガーヨガ


アイアンガーヨガとは、ハタヨガをベースにしたもので、B.K.S.アイアンガー師によって編み出された、ヨガのメソッドです。正しい姿勢でアサナをとることにフォーカスし、目的を持って組み立てられたアサナの順番や構成についても重視しています。昔は結核治療のためにも取り入れられていました。1966年に初版された「ハタヨガの真髄」は世界中で出版され、現在でもアサナの最高の参考書としてヨガ愛好者やヨガインストラクターに欠かせない1冊となっています。

▼効果・効能
自然治癒力・抵抗力を高める
集中力を高める
しなやかなボディラインと健康な身体を手に入れる
バランスのとれた歪みのない状態へと身体を戻していく

▼こんな人におすすめ!
身体が硬い人やヨガ初心者でもプロップスと呼ばれる補助道具を使うため、だれでも安心して参加できますが、よりヨガのアサナを極めたい人は「ハタヨガの真髄」を読んでもわかるように、アドバンスレベルのアサナが練習できるスタジオを探してみましょう。

▼レッスン参加のアドバイス
アイアンガーヨガの正式認定インストラクターになるには、世界基準の認定試験を通過することが条件となります。レベルの高いインストラクターの下、本格的なヨガを学ぶことができますよ。

アシュタンガヨガ


アシュタンガヨガとは、太陽礼拝、ヴィンヤサを取り入れたもので、シュリ・K・パッタビジョイス師によって編み出されたヨガ流派のひとつです。ヴィンヤサとは、流れるような動きでダイナミックにポーズをとり続けていくもので、肉体的にも精神的にもハードになるのが特徴です。呼吸はウジャイの呼吸(勝利の呼吸)と呼ばれ、気の流れをコントロールする方法が取り入れられています。

▼効果・効能
運動量が多くエネルギー消費率が高い
筋力アップ
基礎代謝が上がり筋肉がつき、太りにくい身体に
精神を落ちつかせる

▼こんな人におすすめ!
じっとしているのはあまり好きではない
ダイエット、シェイプアップしたい
専門のスポーツの競技力を向上させたい

▼レッスン参加のアドバイス
流れるようにダイナミックな動きが多く、運動量も多いので汗もかきやすくなります。身体にフィットした服装を心がけ、水分補給も忘れないように。ヨガは競争ではありませんので無理はせず、自分のペース守るようにしましょう。

エアリアルヨガ・空中ヨガ・フライングヨガ


天井からつるしたハンモックのような布を利用し、重力に身体をゆだねたり関節の可動域を無理なく気持ちよく広げることができる、ユニークなヨガスタイルです。ヨガ中級者以上でなければ難しい逆転系のポーズも、布を利用することにより楽にとることができます。独特の浮遊感はエアリアルヨガならではの特徴です。これにより、安定感を得ようとする意識が自然に働き、身体の軸を鍛えることができます。

▼効果・効能
ハンモックならではのリラックス効果で心もほぐすことができる
深層筋群(インナーマッスル)が効果的に鍛えることができる
床で行うヨガより関節や筋肉の負担が軽減できる

▼こんな人におすすめ!
人と違うことをするのが好きな方
ユニークなヨガスタイルにチャレンジしたい
刺激がほしい

▼レッスン参加のアドバイス
頭を下にする逆転のポーズが多くあるので、高血圧妊婦、三半規管の弱い方は、できませんのでご注意ください。その他疾患をお持ちの方は、お医者さんの許可をもらい、インストラクターに相談しましょう。

SUP(サップ)ヨガ 


SUP(サップ)ヨガとは、Stand Up Paddle Board (スタンドアップパドルボード)という大きなボードの上で行うヨガです。レッスンが行われるのはスタジオではなく、海・湾・プール。開放的な気分になれることが最大の魅力です。不安定な水上でヨガのポーズを行い、大自然の中でアウトドア感覚でできる、注目のヨガプログラムです。

▼効果・効能
深層筋群(インナーマッスル)を効果的に鍛えることができる
五感と感じることで心身ともにリラックス&リフレッシュ
大自然の中でストレス解消

▼こんな人におすすめ!
人と違うことをするのが好きな方
ユニークなヨガスタイルにチャレンシしたい
マリンスポーツ、アウトドアが大好き

▼レッスン参加のアドバイス
海で開催される場合、基本的には浅瀬で行われるので泳げない方でも安心して参加できます。紫外線対策をしっかりと、濡れてもいい格好で楽しみましょう。

108回太陽礼拝


ヨガ経験者でも意外とまだやったことがない方も多いと思うのが、この108回太陽礼拝。

通常大晦日に行いますが、ヨガスタジオでは年末年始に開催されることが多いようです。太陽礼拝とは、アシュタンガヨガでおなじみのスーリヤナマスカーラのことです。12のポーズからなる連続した動きを繰り返します。

「108回」「大晦日」と聞いてピンときた人もいるはず。日本では除夜の鐘でおなじみ、108とは煩悩の数のこと。除夜の鐘を打つように、太陽礼拝を108回行うことで、さまざまな悩み、迷い、怒り、嫉妬など、煩悩を浄化し、1年を締めくくり、よい新年を迎えようというのが目的です。

▼効果・効能
自然と自分の動きだけに集中するようになり雑念が消える
自分のことだけに集中する贅沢な時間を過ごすことができる
やった人だけが味わえる、終わったあとの爽快感と達成感
心は穏やか、頭もスッキリ

▼こんな人におすすめ!
ヨガ経験のあるすべての方
いい新年を迎えたい方

▼レッスン参加のアドバイス
108回も太陽礼拝!と聞くと気が遠くなりそうですが、時間にして約120分です。もちろん、途中休憩を挟んだり自分のペースで行ってかまいません。普段からヨガ習慣付けている方であれば意外と達成できるものですよ。

海外でもヨガのレッスンに参加してみよう

ヨガの魅力にハマり、仕事を辞めてインドまでヨガの修行へと旅立つ人も少なくありません。そこまではいかなくとも、最近ではバリ島やハワイを中心に、旅行の際にヨガレッスンに参加できるオプションがあったり、ヨガレッスンを受講できるホテルも増えてきました。時差ぼけ解消にもヨガはおすすめです。

長くヨガを続けていると、ポーズの名前やアサナの一連の流れも自然と覚えていきます。これが海外でヨガレッスンに参加するときにも役立つので、すべてを覚えるとまではいかなくとも意識して耳を傾けておくといいでしょう。

例えば、ターダアサナ(山のポーズ)、バリブルッタトリコーナアナサ(回転した三角のポーズ)、ウシュトゥラアサナ(らくだのポーズ)というようにサンスクリット語は海外のレッスンでも使われています。もし、英語がのインストラクションがわからなくともサンスクリット語を知っていれば何のアサナをするのか理解できる場面が多くあり、海外でもよりヨガレッスンを楽しむことができます。

もっと快適に海外でヨガレッスンを受けたいのであれば、Youtubeを利用しましょう。ビギナーレベルからアドバンスレベルまで、多くの英語のヨガレッスンがアップされていますので、これらを参考に自宅などで予習をしていくのもおすすめですよ。





まとめ


なにかとせわしい普段の日常生活では、自分自身と向き合うことはほとんどありません。ヨガを通して自分の呼吸と身体と心に向き合い、今のありのままの状態を受け止める。現代に生きる私たちに、ヨガはそのチャンスを与えてくれる、かけがえのないものと言えるでしょう。




ABOUTこの記事をかいた人

”損”することが何よりも嫌いなコスパ重視なゴリラ。 生活に役立つこと・WEBのこと・お金のことをお届けする備忘録的な総合メディアを運営しています。 座右の銘は「やって遅いことなんて1つもない」 ゴリラを目指して筋トレしだして4年目。