スーツはサラリーマンの戦闘服。普段スーツを着る職業の男性は皆「スーツが似合う男になりたい!」と心の底では思っているはず。
そこで、そう考えている男がまずまず真っ先にやってしまいがちなのは、”スーツを新調しようとする”ことです。ただこれはあながち間違っていません。身体にピッタリあったスーツやお洒落な柄物のスーツはかっこ良いですからね。
しかし、スーツの新調よりも先にやることがあります…ここで大きな勘違いをしてはいけません…一番大事なのはそのスーツを着る本体である”あなた”であって”スーツ”ではないんです!
この記事の目次(もくじ)
スーツが似合う男とは、体格の良い男のこと
スーツさんを買いに行って、ディスプレイされているスーツを見てカッコイイと思ったので、実際に同じもの試着して鏡を見てみたら全然カッコよくない…むしろに合わない…ということはありませんか?そりゃそうです、マネキンは一番かっこよく見える理想体型をしているので、たるんだ身体とは大違いなんですから。
何が言いたいかというと、スーツは着るマネキン(あなた)の身体がダサいと、いくらカッコよい柄のスーツを着ても様にならないということです。
よくサッカー選手なんかが遠征の際は、必ず国やチームで支給されたスーツを着ている姿がニュースなどで流れますが、めちゃめちゃ様になってると思いませんか?もちろん顔の効果もあるんでしょうが、あれは体格がガッシリしていて筋肉質だからです。お腹は一切出ておらず、盛り上がった胸板や太い腕がそう見せているんですね。
日本人のスーツ姿ももちろんカッコイイ人はかっこいいですが、日本では細いほうがモテるみたいな風潮のせいで華奢な人が多いですよね。舞台挨拶なんかでたまに見る人気俳優のスーツ姿なんかちょっと…
”スーツが似合う男”になりたければ、筋トレをして適度に身体を鍛える必要があるんです。
スーツをビシッと着こなすには、大胸筋・三角筋・上腕三頭筋が大事
スーツをかっこよく着こなすには、大胸筋・三角筋・上腕三頭筋の適度な盛り上がりが大事です。
前から見た時に印象を変える「大胸筋」
胸の厚みは横から見た時はもちろん、前から見た時の印象も左右します。
大胸筋上部が盛り上がっていれば、スーツを着た時に大胸筋のおかげでスーツの襟に丸みができて、たくましい印象を与えることができます。スーツに張りを与えて、より立体的に見えるということですね。
ボタンを閉めるとちょっと窮屈そうなくらいが程よくちょうどよい筋肉の付き方だと思います。
「大胸筋」を鍛えるのにおすすめの筋トレメニュー
肩幅を左右する「三角筋」
三角筋は肩の上部にある筋肉のことです。自宅だとダンベルなどがないとちょっと鍛えるのが難しい部位でもあります。ジムなどに通っていない人は、”スーツが似合う男になりたい”のではあればここは奮発して自宅トレーニング用のダンベルを購入しましょう。
もちろん、胸筋や上腕を鍛えるのにも使えるので、一石二鳥どころか三鳥、四鳥くらいの価値はあります。
「三角筋」を鍛えるのにおすすめの筋トレメニュー
肩幅+腕のたくましさを担う「上腕三頭筋」
肩幅を決める上で「三角筋」と同じくらい大切なのが「上腕三頭筋」です。
三頭筋といわず二頭筋も重要ですが、三角筋だけを鍛えても肩幅は広く見ません。上腕が太くなければ腕の部分のボリュームが不足しがちだからです。大胸筋ばかりに意識を持っていかれがちですが、太い腕は季節問わず服をかっこよく着こなすための重要な筋肉なので合わせて鍛えましょう。
「上腕三頭筋」を鍛えるのにおすすめの筋トレメニュー
スーツの着こなしには姿勢も大事
筋肉のお話だけをしてきましたが、なんだかんだ姿勢も非常に重要です。日本人はゲームやパソコン、スマホのしすぎで猫背の人が非常に多いです。せっかく良い身体となってスーツを着ていても猫背だと台無しになってしまいます。
大胸筋を鍛えれば自然と胸を張れるようになってきますが、それでも最初は意識して背筋を伸ばして胸を常に張るように心がけましょう。背筋の良さは自信の表れでもあるので、ビジネスの場では良い印象を持たれること間違いありません。
まとめ
スーツに投資するより、身体に投資した方が費用対効果は絶対に高いです。フィットネス界には、
「筋肉は一生ものの服」
という名言もあるくらいなので、鍛えておいて損することは一切ないと思って良いです。一度鍛えれば維持するだけで、スーツとはいわず何を着ても似合うこと間違いありません。
まずは、”スーツが似合う男”になるために自宅でできる筋トレからはじめてみてはいかがでしょうか?