オフシーズンもトレーニングが出来る!?今、スノーサーフィンがアツい!




当ページのリンクには広告が含まれています。

「スノーサーフィン」という言葉はご存知でしょうか?

どちらかといういと、雪山でサーフィンを行うようなイメージがありますが厳密には「スノーボーダーがサーフィンの動きを取り入れる」といった方が正しいようです。

今回は、専門誌でも取り上げられ始めている「スノーサーフィン」について紹介します。

スノーサーフィンの定義とは


Photo: Halldor Helgason (By Ben Falkson i) by Mouzo_

それでは、初めて耳にする方も多いと思われる「スノーサーフィン」について説明します。

そもそも今までのスノーボードでは、トリッキーな技や大きなジャンプなどが支流でしたが「スノーサーフィン」とはどのようなライディングや技が存在するのでしょうか。

ジャンプやトリックではなくライン取り


Photo: Tracks on powder by Mihai- Florin Apostu Oota

実は、スノーサーフィンで重要視されるのはジャンプやトリッキーな技ではなく「ライン取り」になります。

人工的に作られた広いコースを滑るのではなく、起伏があったり壁のようにそり立った地形の中でスプレーと引きながら滑るというのが「スノーサーフィン」の姿です。

慎重派ゴリラ
スノーボードとスノーサーフィンの違いはこの「ターン」にあると言っても過言ではありません。通常のスノーボードはエッジをグリップさせる事でシャープなターンする事が多いのですが、スノーサーフィンの場合はレールを入れて緩やかかつ大きくターンを行う事が多くなります。

どちらかというとサーフィンの動き

スノーボードはスケートボードのようなトリックなスピンをゲレンデで表現したものとなります。

それに対してスノーサーフィンはサーフィンのモーションを取り入れた動きとなっています。

慎重派ゴリラ
パイプやジャンプを行うのではなく、ソールの面全体を使いながらスプレーを飛ばしてターンをする…そんな1つのアクションに対して、全体のライディングを重視したのがスノーサーフィンとなります。

スノーボードの新しい流れとなるか


Photo: Powder by Alex Ristea

常に最新スタイルを取り入れてきたスノーボードですが、スノーサーフィンは多くの上級スノーボーダーに歓迎されています。

その理由は、以前はトリックに魅入られてきた上級者がより新しいムーブメントを探しているほかありません。

ゲレンデにある喧噪から離れ、大自然の中を静寂の中で深雪とともに滑り降りるバックカントリーに上級者は移りつつあります。

そのバックカントリーではトリッキーな技だけでなく、大きな弧を描くターンが多用されます。

その際に、エッジを利かせたターンではなく緩やかな大きなターンを楽しむ場面がスノーサーフィンを取り入れられる要因になりつつあります。

慎重派ゴリラ
通常のゲレンデとは異なりバックカントリーを滑る場合は、危険性と貴重性からゆっくり滑る事が多くなります。そんな緩いスピードの中で最大限に楽しむ為に、短い距離を緩やかなターンで滑り降りるバックカントリーの特徴とスノーサーフィンの特徴がマッチしているとも言えます。

スノーサーフィンブランドについて

そんな「新しくて」「ちょっと大人なライディング」を実現するスノーサーフィンですが

スノーサーフィンにはどのようなブランドが存在するのでしょうか。実は調べてみると思ったより国産ブランドが多く見受けられました。

その中の一部商品を、有名ラインアップと合わせてご紹介します。

MOSS

「HOTLINE」などのブランドでサーフボードやウェットスーツを提供するMOSSは「スノースティック(SNOWSTICK)」というスノーサーフィンに対応するボードも提供しています。

「雪の上でサーフィン」の開発は1970年代から開始していたという長い期間を得て現状のラインアップを提供しています。

1971年より「雪の上でサーフィン」のコンセプトから開発が始まり1980年代中盤から沈黙、2007年より現代の技術、マテリアルを駆使しリバイバル。
スキー場のゲレンデを中心とした遊びからバックカントリーまでフォローするラインナップは沢山の方が身近に感じることができるでしょう。

試乗もできる各種貸切イベントも数多く開催しているメイドインジャパンブランドです。

17-18 MOSS SNOWBOARD
PQ54 154cm
低速からスムーズに動き出すスプーンノーズは滑らかに動き、ミドルサイズに太めのシェイプは高い直進安定性を持つ。 QUADならではのノーズの動き、直進安定性、チャンネルを生かしたグリップ&ドライブ感&グライド!「滑るように動く」を体感できる。
引用元:Amazon

慎重派ゴリラ
MOSSスノースティックの代表的な商品。スノーサーフィンにおける直進安定性からグリップ・ドライブ・グライド全てにおいて対応が出来るように作られた1枚です。

既存レディースモデル(U3、50SW、52PT)との違い
上記3機種よりもスピード域が高く、男性と一緒に滑るような女性にはピッタリ。ゲレンデからBC、グルーマーからバンクまで幅広く使えます。
引用元:Amazon

慎重派ゴリラ
MOSSスノースティックのレディース向けもきちんと用意されています!今回ご紹介したスノースティックは男性と一緒に滑るレベル向けとなっていますので、デートにもピッタリ!

GENTEMSTICK (ゲンテンスティック)

GENTEMSTICK (ゲンテンスティック)も日本発ブランドの1つ。

北海道ニセコ発スノーサーフブランドでフリーライディングやバックカントリーをこなすプレーヤーから評価が高いブランドです。

TT SNOWSURF design スノーボード
SUPER FISH CLOUDLINER

ディープパウダーでの最大級の浮力と他を圧倒するビッグスプレー、外観からは想像できない鋭いカービング。
“BIGFISH”のレングスを更にスケールアップしながら、強めのテーパーによってイージーなコントロール性能を確保。
“ROCKETFISH” “BIGFISH”同様、トップ、サイドウオール、芯材に環境素材として注目されている竹を使用。
オリジナル”winterstick”以来の本格的ディープパウダーマウンテンサーフボード”SUPERFISH”を乗りたいビッグフッター向けのモデルが”SUPERFISH CLOUDLINER”

慎重派ゴリラ
GENTEMSTICK (ゲンテンスティック)はその独特の雰囲気で非常にコアなユーザーが多い事でも知られるブランドです。ウェブサイトなども非常に凝った造りとなっています。今回はそんなGENTEMSTICK (ゲンテンスティック)の代表的モデル「SUPERFISH」の紹介です!

GENTEM STICK スノーボード
FLAT CAMBER SERIES T.T.158

レディースライダーがTTを乗りこなす様はGENTEMSTICKにとって長年の夢。
開発以来20年を経た結論が158cmの中に凝縮した。
GENTEMSTICK【ゲンテンスティック】スノーボードがますますパウダースノー専用ボードの様に扱われる中、ゲレンデ内の圧雪バーンを、シャープな一本のラインで滑り降りる T.Tmodelの真の姿を、女性ライダーの力の抜けたライディングで、多くの人々が新たな発見をする事は間違いないでしょう。
オリジナルのワイズと160のボトムの組み合わせが、しなやかな女性の身体にフィットしたスムースでシャープなライディングを約束します。

慎重派ゴリラ
GENTEMSTICK (ゲンテンスティック)のレディースモデルもご紹介します。T.Tmodelの女性版が遂にリリース!このスノーサーフィンにも対応できる板を乗りこなせる女性が羨ましい!
慎重派ゴリラ
こちらは先ほど紹介したT.TモデルことGENTEMSTICK (ゲンテンスティック)の「TT SNOWSURF design」になります。こちらもゲンテンスティックの代表的なモデルの1つです。

BURTON

多くのスノーボーダーが知るブランドの1つであるBURTONでもスノーサーフィン用の板を提供しています。

この「SKIPJACK(スキップジャップ)」モデルは、ノーズ部分にはある程度ロッカーをつけボトムは安定性を強化する為にフラットな構造となっているのが特徴です。

雪山に海を運んでくるスノーサーファー SKIPJACK SURF!2016-17モデル
特徴:バインディングを付けても付けなくても。ディープスノーでの浮遊感と、フレキシブルなフィール

慎重派ゴリラ
もともとスノーボードの板を提供しているBURTONでさせ、スノーサーフィン用の板もリリースする事で、スノーボード界全体の動きとしてスノーサーフィンが浸透しつつある事は間違いなさそうです。

スノーサーフィンのまとめ

いかがでしたか?今はまだ聞きなれない【スノーサーフィン】ですが、常に新しい価値観を求めるスノーボード界には思ったより深く浸透しているようです。

特に、その流れがフリーライディングやバックカントリーと協調性が高いスノーサーフィン、これから一気に人気が加速するような予感がします。

今年のシーズンにあなたも是非、スノーサーフィンに挑戦してみてはいかがでしょうか?




オフシーズンもトレーニングが出来る!?今、スノーサーフィンがアツい!

ABOUTこの記事をかいた人

”損”することが何よりも嫌いなコスパ重視なゴリラ。 生活に役立つこと・WEBのこと・お金のことをお届けする備忘録的な総合メディアを運営しています。 座右の銘は「やって遅いことなんて1つもない」 ゴリラを目指して筋トレしだして4年目。