最近、革靴の魅力に取りつかれています。革靴に限ったことではないのですが、革製品ってすごい良いと思いませんか?
時間が経てば経つほど、使えば使うほど、エイジングが進んで革が馴染んで愛着が出てくるんですよね。
私は普段から仕事でスーツを着るので足元は革靴を履くことが多いのですが、革靴の汚れや傷には結構気を使っています。
誰でもそうだと思いますが、つま先が傷だらけだったり靴全体が汚れているへたった靴を履いているだけで、良い印象はまったく持てませんよね。電車であたりを見渡すとスーツを着たサラリーマンの方で靴がボロボロの人を結構見ます・・・
特にビジネスの場だとなおさらで、私の場合、その方が営業マンだったとしたら、契約に来られても第一印象でダメかもしれません。
私の知る限る、”デキル人”の靴はしっかりと磨かれて手入れされています。
また、周りの目線もなんですが、ピカピカに磨かれた革靴は単純にカッコよく、履いているだけで自分の気分も高めてくれます!
そして、しっかりと手入れをしてあげれば革靴というのは長く愛用することができるです。
ということで、今回は『革靴』のお手入れについて自分のケアのレベル向上も兼ねて調べてみたので、お手入れ方法や磨き方をご紹介していきます!参考になれば幸いです。
まずは『革靴』を長持ちさせるポイント5選
1:大前提として「安物は買わない」!
いくらが安物に入るかは人それぞれだと思いますし、賛否両論ありそうですが「1万円以下」の革靴は基本ダメだと思います。
その理由としては、単純にコストの問題で、「1万円以下」の場合には”本革”は使えないと思うので、おそらく、PVCレザーやPUレザーといった”合皮”になるからです。
合皮は、布地をベースに、その上に合成樹脂を塗って”本革”に似せた人工の素材なので、要するにただの”ビニール素材”です。馴染むこともエイジングが進むことはありません。よって、完全に消耗品で耐久力も悪く、作りも甘いためすぐにダメになる可能性があります。
また、合皮はビニール素材なので本革に似せていても変な「ツヤ」があるんですよね。それが安っぽさ満載だと感じてしまうんです。
「安物買いの銭失い」にならないように初期投資はちょっとかかりますが、最低でも2万円オーバーの革靴を買うことをオススメします!
2:靴は何足か用意してローテーションを心がける!
基本中の基本として、「同じ靴を毎日履かない」というのがあります。理由は単純明快で、同じ靴を連続で履くことで、ダメージが蓄積します。
目には見まえませんが、足にかいた汗が靴の内部で乾燥しきれないまま、また履くことになるので臭いも発生しますし、下手をすれば靴の中がカビてしまいます。
こちらも人によっては初期投資が必要になるかもしれませんが、最低でも週に5日履く日があるのであれば、3足以上でローテーションを回すと良いでしょう。
3:靴を履いた後はシューキーパーを入れる!
これは正直、私も疲れて帰ってきた時や飲んで帰ってきた時などは面倒でしんどい時がありますが、気合で頑張ってやっています。
なぜシューツリーを毎回入れることが大事なのかというと、ざっくり分けると、
1:シューツリーが湿気を吸ってくれる(ただし、木製に限る)
2:型崩れを抑えてくれる
というのが理由です。
湿気に関しては、ローテーションで履いていればある程度なくなるので問題ありませんが、型崩れに関してはシューキーパーがないとどんどん崩れていきます。
経験がある方は多いと思いますが、靴は歩くたびに反り返るので、どんどん指の付け根部分が反り返ってきてしまうんですよね。シワも大きく入りますし、ピエロが履いている靴見たいで反り返った靴はみっともないです。
これをまっすぐ正してくれるので、可能であればシューキーパーは靴の数だけ用意して入れてあげるのがベストです。
シューキーパー程ではありませんが、新聞紙を丸めて詰め込むと、シューキーパーと同様湿気を吸い取ってくれますし、型崩れも抑えてくれます。シューキーパーまで手が回らない方にはオススメです。
ただ、新聞紙自体家にないことも多いご時世ですからね・・・(私もそうです)
カカトの減りは芯に達する前に張り替える!
階段やエスカレーターで前の方の靴のカカトが見えるんですが、革靴のカカトがすり減っているのを結構見る事があります。
履いているうちに絶対削れるので仕方がないんですが、歩くのに支障が出るんじゃないか?というほどななめにガッツリ削れている方もたまにいますね…w
基本的には、”ゴム”の部分が削れるまでは大丈夫ですが、これが芯である”木の部分”まで達してしまうと修理代金が高くなってしまうので注意してください。
歩き方が足を引きずって歩く癖がある方は、正しいきれいな歩き方をするだけで革靴のソールの消耗を押さえられるので意識して歩くと良いと思います。
最低でも月に1回は靴を手入れする
もちろん、使用頻度にもよると思いますが、最低でも月に1回はお手入れをしてあげてください。
お手入れすることで、革の汚れが取れて、輝きを取り戻しテンションが上がること間違いなしだと思います!
そうやって手入れをすることで革がなじんできますし、愛着も増してくるんですよね~
革靴を磨く前の準備編
革靴の手入れをしよう!と思っても道具がなければ何もはじまりません。まずは革靴を磨くために最低限用意しなければならないグッズをご紹介!
革靴のお手入れグッズ1:コロニル 馬毛ブラシ
靴を磨く前に、靴についた汚れやほこりを取り除いたり、クリームを塗った後にブラッシングしてツヤを出したりするのに使います。
コロニルは有名なメーカーなのですが、その割に安価で軽く、反りがあるため磨きやすいのでオススメです。
革靴のお手入れグッズ2:コロンブス ブートブラックシルバーライン ツーフェイスローション
ローション(クリーナー)は、新しいクリームを塗る前のワックスや古いクリームを落とすために使うものです。普通の水でも代用は可能ですが、もちろん専用のリムーバーを使うにこしたことはありません。
このローションは特有の臭いもキツくなく、適量取り出せるので使いやすさもさることながら他のメーカーに比べると除去力も強いため、オススメです。
革靴のお手入れグッズ3:ブートブラック BootBlack COLOR SHOE CREAM
革に栄養補給と補色のために使うクリームです。
つま先や擦れてしまった傷には、このクリームを塗るだけで傷が目立たなくなります。また、このクリームを塗ったあとに馬毛ブラシでブラッシングすることにより、光沢が出て革が輝くことで、あなたを革靴の虜にします。
はじめてこのようなクリームを買う方は、まずはケア予定の靴を履いていく or 持って行って、自分の靴の色に合うクリームを購入した方が無難です。同じブラウンはブラウンでも若干色味が違うので、完全な同色を買うようにしましょう!
クリームを革靴になじませ伸ばす専用のブラシがあります。ただ、ブラシを用意しなくても、古くなったTシャツなどを適度な大きさに切って、指に巻いて塗り込んでいっても問題ありません。実際に私もこちら派です。
革靴のお手入れグッズ4:エムモウブレイ グローブクロス
最後にブラッシングしたあと、このクロスで靴をさらに磨くことでピカピカになります。
時間がない朝に、ちょっとした汚れを見つけたらこのクロスでさっと磨いてあげるだけでとりあえずの応急処置にもなります。
普通のクロスがありますが、こちらのようなグローブタイプの方が磨きやすいのでオススメです。
革靴のお手入れグッズ番外編:
1つ1つ揃えるよりも、はじめから必要最低限のグッズが揃っているものを買う方が、買い忘れもなく良いかもしれません。
エムモウブレイのこちらのセットは手頃な価格で、上質な道具ができにはいるのでオススメです。
自宅でできる革靴の磨き方
お手入れグッズがそろったらいよいよ革靴を磨いていきます!言葉で説明するのは難しいのですが、
コロンブスという靴クリームの老舗メーカーがあるのですが、革靴の磨き方を「1:最初のお手入れ」「2:日常のお手入れ」「3:雨の日のお手入れ」「4:週に一度の本格的なお手入れ」などの7つのチャプターに分けて動画で紹介しています。
本業の方々の解説になるので、これ以上の説得力はなく、この通りに手入れしてあげればまず間違いありません。
靴のお手入れ方法
靴底のお手入れ方法
コロンブスでは靴底のお手入れ方法も紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ピカピカの靴を履くことで、男の格が上がると思いませんか?
今自宅にある数年前に買った革靴を手入れするだけで、また履けるぐらいの輝きを取り戻せるかもしれませんよ!
コロンブスでは、革靴以外にも、素材別のお手入れ方法を詳しく動画・画像付きで紹介しているのでぜひ参考にしてください。
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