初めて寝袋を買うならモンベルの『ダウンハガー800 #3』をオススメする4つの理由




当ページのリンクには広告が含まれています。

先日春キャンプに行ってきたんですが、そのために品質の良い寝袋(シュラフ)を買いました!

買ったのは日本が誇るアウトドアブランド”モンベル”から発売されている『ダウンハガー800 #3』です。

初めて本格的な寝袋を購入したんですが、なぜこの金額的には決して安いとは言えないこの寝袋を買ったのか?そして、実際に購入してみて初めて買う寝袋としてベストだと思ったので、その4つの理由をご紹介したいと思います。

寝袋(シュラフ)の”質”は超重要!安い寝袋は絶対におすすめできない

まず、寝袋ってテント泊やアウトドア泊で寝るために必要な道具ですよね。

個人的にキャンプで最も不安になるのがトイレ事情なんですが、その次に睡眠です。

これまで何度かテント泊をした事があって、これまでは1,000円ちょっとのやっすい封筒型の寝袋で寝たことがあったんですが、正直地獄でしたね…

春先や秋口でも格好を誤ると死ぬほどテント泊って寒いんですよ。安物の寝袋では布団も何も掛けていないのと同じようなものなんです。その時は持参したホッカイロでなんとか凌いだものの、ガタガタ震えながら寝たので、全然寝た気がせず次の日もグロッキー。朝食も眠すぎて作れずあげく風邪をひいてしまったことがあります…

色々と寝袋について調べてみると、色々キャンプ道具がある中で「1番大事なのが寝袋。安物を買うべからず。」と言われていることが多く、実際に身をもって体験した私にとっては納得の回答だったので、値段は張っても良いものを買うことに決めたんです。

数年に1回キャンプするかしないか位の人なら、夏場のキャンプだったり、ホッカイロや着るもので無理やり調整すれば安物の寝袋で良いと思いますが、年に数回キャンプに行くという方は1万円以下の中途半端な値段の寝袋ではなく、値は貼っても2万円オーバーの”品質の良い寝袋”を買うことを強くおすすめします。

モンベルの『ダウンハガー800 #3』はこんな寝袋

私が購入した『ダウンハガー800 #3』についてご紹介しましょう。基本スペックから。

素材
10デニール・バリスティック® エアライト[ポルカテックス®加工]
重量
575g(袋込みで600g)
カラー
バルサムとサンライズレッド
適応身長
~183cmまで
収納サイズ
φ14×28cm(3.4L)
リミット温度
-2度
コンフォート温度
3度
付属品
ストリージバッグ

モンベルの『ダウンハガー』はシリーズ物で色々と種類があります。

まず、『ダウンハガー800 #3』の”800”という数字から解説すると、「この数字が多ければ多いほど中に入っているダウンの密度が高く暖かいということです。

この数値は”FP(フィルパワー)”と呼ばれるもので、一般的には550程度を基準にし、高品質と位置づけられる物は700以上とされています。

次に”#3″というナンバーは、「数字が低くなればなるほど、寒い所に対応している」ということです。

『ダウンハガー800 #3』は、リミット温度が-2度、コンフォート温度が3度になっています。

・リミット温度:インナーで調節可能な限界温度
・コンフォート温度:快適に過ごせる温度
・エクストリーム温度:低体温症または死亡リスクのある温度

なので、利用する時期や標高などから逆算し、自分に合ったナンバーのシリーズを購入するのがベストです。ナンバーが低いほどダウン量・素材も厚くなるので値段も高く、重くなります。

上記の画像を見ていただけると分かる通り、一般的なキャンプでの利用には#2〜#3辺りがで利用することが多い温度帯のはずです。

『ダウンハガー800 #3』を実際に使ってみると

一応、公式スペック上は『ダウンハガー800 #3』のリミット温度は-2度、コンフォート温度は3度になっていますが、私はこれよりも全然暖かい基本5〜15度くらいの温度帯で利用しました。

ただ、この温度帯でも中に着るものによっては寒いんじゃないか?と感じましたね。

参考までに、その時のインナーは普通のTシャツ・上下スウェット・ウインドブレーカー・靴下という格好でちょうどよく眠れましたね。インナーにヒートテック系を着用していればまた違うと思います。

寒さの感じ方は個人差があるので断言はできませんが、私が実際に使ってみた感想から言うと公式のリミット温度とコンフォート温度から2〜3度くらい上に考えた方が良いと思いました。

質感としては、かなりサラサラな素材。

ジップの開閉もかなりスムーズだなという印象。”ジップが噛む”ということもありませんでした。

やっぱり驚いたのはそのストレッチ性でしょうか。私は180cm、80kgの中々のガタイなんですが、寝袋の中でも余裕で動きまくれましたよ!私より身長が低くて、身体のサイズが小さい方なら死ぬほど快適でしょう。

ただ、私が買ったのは身長が【183cmまで対応】の普通のサイズだったんですが、唯一の失敗は【190cmまで対応】しているロングにしなかったことですね。

マミー型の寝袋なので、頭まですっぽり入れると若干窮屈なんです。まぁ使う温度帯も頭を入れないと死ぬ程寒いレベルではないので、頭を出せば良いだけなんですが…

身長178cm以上の方は、絶対にロングサイズを購入することをオススメしますね!

『ダウンハガー800 #3』をオススメする4つの理由

安心安全・高品質のモンベル製

Amazonで「シュラフ」とか「寝袋」とか検索してみると、安いもので1,000円くらいから見つけることができます。

キャプテンスタッグやコールマンなど有名ブランドの商品もありますが、無名メーカーの物や聞いたことがないメーカーの商品の方が圧倒的に多いです。そしてそういった商品の方が写真での見た目もレビュー評価も異常にキレイで高いんですが、これがキャンプ初心者から見たらとてもやっかい。

Amazonのレビューって実際に購入しなくてもレビューできてしまう仕様なので、いわゆるステマがすごく横行しています。

実際は大した商品ではないのに評価がめちゃめちゃ良いので、何も知らない初心者の方こそ騙されて購入してしまうんですよ。でも実際使ってみると薄いし、ほつれがあるし「レビューと全然違う。騙された!」と”安物買いの銭失い”になっちゃうわけです。

まぁこれは私も以前経験しましたけどね(苦笑い)

その点、『ダウンハガー800 #3』は日本のアウトドア界を代表するメーカー”モンベル”の大人気シュラフなので、品質と信頼が違いますよ!

真冬以外の3シーズン使い回せるコスパの良さ

『ダウンハガー800 #3』を購入した1番の理由はこれかもしれません。#3の特徴はなんといっても真冬以外の3シーズンに使えるというコスパの良さです!

-3度の範囲まで使えるので春先や秋口でも余裕で対応できます。夏場はさすがに暑いと感じるかもしれませんが、それはシュラフの中に入った場合。夏場はジップを全開にして布団代わりに上かければOK!

ただ、真冬はさすがにこのシュラフでは厳しいと思います。よく一緒に行くキャンパー仲間がダウンハガーの#0を持っているんですが、私の買った#3とは厚みが全然違いますね。中のダウン量が2倍くらい違う印象です。真冬はインナーで調整できるレベルではないとその仲間も言っていたので、さすが厳しそう。

とはいえ、冬はアウトドア上級者じゃないとそもそも挑戦しないと思うので、3シーズン使えれば実質年中使えるようなもの。とりあえず初めて買う本格的なシュラフとしては間違いなくコスパが良いと言えるかと思います!

値段的に見ても高品質でお得感が高い

寝袋を出しているアウトドアメーカーってたくさんあるんですけど、『ダウンハガー800 #3』くらい”ちょうど良い”のって中々ないですね。

他のメーカーの寝袋だと、フィルパワー800の製品は対応温度が-15度くらいの本格冬仕様の物が多くて、値段も5万円近くします。

フィルパワーを犠牲にして600くらいの物を選べばモンベル以外の寝袋も選択肢に入るんですが、フィルパワーが下がるので重さが重くなるので個人的に嫌ですね。キャンプ系のギアは軽ければ軽い方が絶対に良いので。

そういった面でも『ダウンハガー800 #3』ってかなりお買い得な気がします。

かなりストレッチが効いていて、軽くて小さい

モンベルのダウンハガーシリーズはかなり人気のシュラフのなんですが、その理由の1つとしてストレッチがかなり効いていることです。

私も実際に使ってみて感動したんですが、公式サイトに書いてある通り、シュラフの中に入りながら着替えができるんですよ。寒い時もこれは便利ですが、女性にも着替え場所がない時なんかにも使えるのではないでしょうか。

また、重さも500mlのペットボトル1本分くらいでまったく思いと感じません。サイズに関してもかなり小さく収納できるので、ツーリングなんかのお供にも場所を取らずに持ち運べそうで便利ですね。

まとめ

値段は3万円近くしましたが、丁寧に扱えば最低でも5年は使えるはずです。まぁ使用頻度にもよるでしょうけど。

実際に使ってみて、最初に買った1,000円ちょっとの寝袋と比べても値段に比例して30倍くらい快適だったので非常に満足しています。

テントでの睡眠が良いと、目覚めも良い中で朝ごはんも作れるし、その日のスタートを最高の形で着ることができますよ。

これからシュラフを買う予定の方は、『ダウンハガーシリーズ』ならどれを買ってもまず後悔しないと思うのでオススメです!




ABOUTこの記事をかいた人

”損”することが何よりも嫌いなコスパ重視なゴリラ。 生活に役立つこと・WEBのこと・お金のことをお届けする備忘録的な総合メディアを運営しています。 座右の銘は「やって遅いことなんて1つもない」 ゴリラを目指して筋トレしだして4年目。