交通事故に備えて加入する任意保険ですが、近年は任意保険だけで終わりにするだけでなく弁護士に相談するケースが増えている事はご存知ですか?
実は私自身も事故に遭遇して、とある理由から弁護士に相談した経緯がありました。
今回は弁護士に相談する事メリットやその流れについてまとめてみました。
この記事の目次(もくじ)
交通事故を弁護士に相談する件数が増加
交通事故の相談件数は年を追うごとに増加傾向にあります。たとえば、日弁連交通事故相談センターに寄せられた交通事故の相談件数は昭和56年以降、ずっと右肩上がりで増加しており平成25年には過去最高の47,665件となりました。
引用元:交通事故弁護士ナビ
なぜ、事故を起こした後の保険会社で終わらないで弁護士に相談をするケースが
増えているのでしょうか。
それには、事故後の保険会社の対応、提示された保険示談金が関係していました。
ところで、交通事故の慰謝料が納得いかんので交渉することに。弁護士雇うほどの事故じゃないから困りもの。
— 梛木 赫(ナギ・アキラ) (@nagi_akira5001) December 17, 2016
事故の慰謝料の云々来たけど自賠責基準じゃ納得いかないから弁護士委任するし慰謝料も弁護士基準でがっぽりいただく
— すけゆ (@sukeyuuuuu) May 6, 2016
交通事故の示談・慰謝料を弁護士に相談する必要はある?
交通事故の示談・慰謝料について弁護士に相談する必要があるか…答えは「Yes」です。
そもそも、事故が発生した場合に被害者に支払われる金額は加害者と被害者の保険会社同士が協議して決める事。従って、必ずしも満足する金額が支払われる訳ではありません。
鞭打ちというか事故の後遺症ってホント何年たって出てくるかわからないから、相手や相手の保険屋さんがなんと言っても自分が納得いくまでリハビリ通うべきだよ…。
学生時代はそういうの教えてくれる人がいなくて、ノーリハビリノー慰謝料で済ませてしまった事を、今になって後悔している。— 黒羽 (@kuro_no_yume) August 19, 2016
交通事故の慰謝料が決めたけど、納得がいかない金額(;´Д`)
今までの苦労と、痛みを考えると、、むーん弁護士に頼むか、、、誰か事故・法律に詳しい人おらんかぬ?(・ω・* 三 *・ω・)笑
— ぺこω@オルクス (@pekoAway) December 21, 2016
あまり大きな声では言えませんが、私は車の運転が下手でよく事故を起こしていました。
その際に感じた事は、保険会社にも強弱があるという事でした。
つまり、加入している保険会社によっては本来貰えた金額が貰えないような事も多々あります。
外資の自動車保険とかでね、こんな安くできますよーとか言ってるけど、事故しなければ安い方がいいからね、それでいいんだけど いざ、事故にあっちゃった時に、保険会社の力関係上の強弱でいろんなことが当事者抜きで決められちゃうって実情も考えとかないと悲しい目にあうよほんと。とか言いたい。
— 白湯(さゆ) (@sayuneko) December 10, 2011
@unapiro 車どうしの場合、最終的な査定は保険会社に委ねられるから訴えても採用不採用はあるよね。あと会社どうしの強弱とか結構関係あるみたいよ、恐い業界だよね、裁判での弁護団の優劣と同じだわな。
— ǝqɐuɐʇɐʍ ɐʇoɥs (@Shooooty) August 12, 2010
自分が巻き込まれた事故にも関わらず、業務的に処理され満足のいかない金額が提示される…そんな不都合な状態になる前に、弁護士に相談する人が増えているのです。
原因は別として、事故は事実なので、それを届けるだけですから大丈夫ですよ~。恨まれようがぶつけたほうが悪いんですし、気にすることありません。こじれるなら、弁護士頼むといいですよ。弁護士は味方になってくれます。足がスルメみたいになってないことを願ってますっ!!
— スイカ (@suikar34) January 12, 2017
相手の保険会社が出した廃車のバイクの査定金額がクソすぎてわろた(´ω`)
まぁ弁護士、調査会社が最終的に決めるけどさ全部満額で返せやボケが
来週の現場調査警察と弁護士と調査会社と話し合う加害者はいないのか殴り損ねた。
て言うか今回の事故過失割合9対1か9.5対0.5だろ?普通に!— 杉ちゃん今週土曜日退院( ゚д゚) (@BestrunnerK) January 19, 2017
去年起こしてしまった事故処理の件で、保険会社より連絡あり。
相手方に疑義ある故、弁護士にお頼み申す
— 艦これ諸問題 演劇部兼切支丹大名 (@beeamano1) January 19, 2017
ありがとうございます。
知人の弁護士さんにちらっと話たら、数日たっていても病院にいけば診断書は出るし人身事故に出きると言うことだったので処理して来ました。
保険屋が間に入ってもバンパー直せとか理不尽なことを言ってきた事を弁護士さんや警察に話たら笑ってましたよ— 奏さん/アニキK.K (@sou_fuga) December 26, 2016
弁護士に交通事故後の解決をお願いするメリット
それでは、交通事故の解決を弁護士に依頼するメリットとしてどんな事があるのでしょうか。
弁護士に交通事故の解決を依頼するメリットを5つほど挙げてみます。
そりゃそうですよね。保険会社と言えども立派な企業。少しでもコストを抑えようとするのは容易に考えられます。
そこが実際の被害者になった方が思う金額との差額となるのです。
もっと必要な金額を請求し、補償として十分な金額を受け取れるように弁護士はしてくれます。
交通事故の慰謝料が決めたけど、納得がいかない金額(;´Д`)
今までの苦労と、痛みを考えると、、むーん弁護士に頼むか、、、誰か事故・法律に詳しい人おらんかぬ?(・ω・* 三 *・ω・)笑
— ぺこω@オルクス (@pekoAway) December 21, 2016
痛みがあるなど、まだ治っていないのに、保険会社はある一定期間(おおよそ半年)ほどたつと、治療は終了してくださいと連絡が来る事があります。
症状固定となるまで、きちんと治療ができるように弁護士は交渉してくれます。
鞭打ちというか事故の後遺症ってホント何年たって出てくるかわからないから、相手や相手の保険屋さんがなんと言っても自分が納得いくまでリハビリ通うべきだよ…。
学生時代はそういうの教えてくれる人がいなくて、ノーリハビリノー慰謝料で済ませてしまった事を、今になって後悔している。— 黒羽 (@kuro_no_yume) August 19, 2016
そうそう事故に慣れている人は少ないはず。
ですので、保険会社との書類のやり取りや連絡は、どのように対応するのがベストかわからないまま進めてしまう事があります。
書類の書き方を弁護士に任せることで、申請書類の面倒な手続きから解放され安心して治療に専念できます。
事故したときの保険やらの電話本当めんどくさい。そっちでどーにかして。
— 上林力 (@ryokutya_0704) December 16, 2016
事故の保険請求に大量の書類かいてる。めんどくさい
— だむお大佐 (@colonel3150) January 23, 2017
自分は被害者なのに、過失割合があるなど、納得のいかないケースがあります。
きちんと事故状況を検証することで、過失の無いことを証明でき、被害者としてきちんとした保証を得ることができます。
相手の保険会社が出した廃車のバイクの査定金額がクソすぎてわろた(´ω`)
まぁ弁護士、調査会社が最終的に決めるけどさ全部満額で返せやボケが
来週の現場調査警察と弁護士と調査会社と話し合う加害者はいないのか殴り損ねた。
て言うか今回の事故過失割合9対1か9.5対0.5だろ?普通に!— 杉ちゃん今週土曜日退院( ゚д゚) (@BestrunnerK) January 19, 2017
自分が思うより低い等級で認定されてしまう事があります。ケガを負って、今後もその苦痛とともに生活をしなくてはいけないのに、その補償がされないのは非常に辛い事です。
きちんとした診断のもと、正当な等級認定を主張し正しい保証を得られるようになります。
これは本当に怖い話ですが、実際にある話でもあります。
弁護士に示談・慰謝料の相談を依頼する費用について
弁護士に示談・慰謝料の相談を依頼する場合の費用は…何だか高そうなイメージがありますよね。でも、私が依頼した弁護士さんは実質費用が無料でした。
弁護士に相談する際の費用は大きく分けて「相談」と「依頼」に分かれます。
弁護士に相談した際の費用について
「相談」については、いま直面している問題を伝えて、弁護士が介入する事が出来るかどうかを判断します。
それに対して「依頼」とは、弁護士に実際に動いてもらう事となります。
実際に、現在直面している状況に対して弁護士が有効に機能するかどうかを判断する相談は無料です。従って、解決出来なくても後から費用が発生したなんて事はありません。
また、実際に弁護士介入時の慰謝料増額等も伝えてもらえます。
つまり、交通事故に伴う示談・慰謝料に対して、弁護士を通す方が結果的に良いかどうかの判断を無料相談中にしてもらえる事になります。
また、相談は本人でなくても問題ありません。
当事者(被害者)の友人・家族であれば相談する事は可能です(実際に家族が相談するケースも多いそうです。)。
弁護士に依頼した際の費用について
弁護士に依頼するという事は、仕事(交渉)をお願いする事になります。
上記でも説明した通り、私が実際に行ったケースで説明します。
着手金とは初期費用みたいなものと考えて問題ありません。
依頼作業が完了する前に支払う費用が発生しないので、最初に何かお金を払うような事はありません。
ご自身の保険に弁護士費用特約があれば、その保険をお使いいただけるので着手金や成功報酬もすべて保険から支払う事になります。
つまり、弁護士に依頼する費用がほとんど掛からない!
弁護士費用特約(べんごしひようとくやく)とは、任意保険に付随して加入する特約のことで、交通事故に遭った被害者が、加害者側に対して損害賠償請求を行うときなどに生じる弁護士費用や、法律相談をするときの費用面での不安を解消するために、弁護士費用を保険会社が負担するというものです。
引用元:弁護士費用特約のメリットと覚えておくべき使いどころ
また、弁護士特約を使用するポイントとして以下のような内容が挙げられます。
・自分だけでなく、ご家族加入の保険で弁護士費用特約が使えるケースがある
・弁護士費用特約を使っても、その保険の等級は下がらない
・必ずしも、保険会社が紹介する弁護士を選ぶ必要はない
弁護士に示談・慰謝料を相談する流れについて
実際に私が相談した際の流れは以下の通りでした。
参考になるかは分かりませんが、少しでも弁護士への相談を考えている方のお役に立てれば幸いです。
ここは正直に今の状況を伝えてください。
また弁護士費用は受け取った慰謝料の中から精算が可能です。
解決までの日数は状況によります。早い場合は、依頼から1ヶ月程度で解決します(私は1ヶ月と数日間でした)。
事故内容によって、解決までの日数は異なるので一度弁護士に相談する段階で確認するのが良いかもしれません。
弁護士に示談を依頼出来ないケース
あくまでもあなたが被害者の場合に相談が可能です。
加害者の立場だったり、人身事故ではなく物損事故の場合は依頼が出来ないとの事でした。
また、既に示談を取り交わしてしまった場合は、弁護士に依頼する事が出来ません。
いかがでしたか?
交通事故なんてそうそう起こるものではないので、不慣れな事が多く理不尽な内容でもついつい妥協してしまう事が多いのが現状です。
但し、依頼前の慰謝料が135万円だったのが、弁護士に依頼した後は400万円まで増えたケースなど、依頼するとしないでは大きく変わるケースが多いのも事実。
相談するのは無料ですので、一度どのように変わるのかを訪ねても良いかもしれません。
弁護士というと堅いイメージがありますが、私の担当してくれた方は物腰の低い方で親切でしたよ!
きっとあなたの不安や疑問点を解決してくれると思います。勇気を出して相談をしてみてください!
つまり、保険会社は第三者のような対応をされるケースがある。弁護士は自分の味方となって事故処理を進めてくれる、そんな事から弁護士に相談する方が増えているのです。