新車より圧倒的に価格が安い中古車。一説によると購入からほとんど走行距離がなくても中古車になると100万円近く値段が下がる車もあるとか…。
そんな中、状態が良くない中古車を購入してその後のメンテナンス費用で泣くケースも多発しているのはご存知ですか?
今回は購入しても本来なら不要なメンテナンス費用が発生しないように、状態が良い中古車の見極め方のポイント(コツ)をいくつかご紹介します。
● (故障が多い車を見極めて)中古車購入を成功させたい人
● お得に中古車購入をしたい人
これなら頭金を作って中古車をお得に購入できる!誰もが出来る方法なので実施しないのはもったいない…ちょっとの行動が大きな結果を生むので参考にしてください!
もちろん怪しいビジネスへの勧誘ではありません。「知らない人が多い」だけです。行動するかどうかはあなた次第!是非、その内容を知っておいて損はないはずです。
この記事の目次(もくじ)
状態が良い中古車の購入を見極めるために必要な事は?
状態が良い中古車を見極める事はなぜ必要なのでしょうか?それは購入後のトラブルをなるべく避ける為といっても良いでしょう。
購入した後の車両トラブルについては、ごく一部のケースを除いてほとんどが購入者の対応となります。そんな後で泣きを見ない為にも中古車購入時には細心の注意が必要です。
今回はそんな中古車購入時に確認すべき項目をいくつかまとめてみました。【外装】【内装】【前オーナーの履歴】といった項目でそれぞれ何に注意すべきか・確認すべき項目は何かを紹介します。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント:外装(エクステリア)
まず最初に中古車購入時に車の外装(エクステリア)について注意すべき点をご紹介します。
実は車の外装(エクステリア)の状態を確認すると、前オーナーがどのような利用をしていたのかが分かってきます!
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント①:外装の傷
中古車購入時の基本の「き」です。誰でも出来ますし場合によっては値引きのきっかけにも!
まず最初は外装(エクステリア)の傷について確認してみましょう。
新車でさえ傷があるケースがあるので、中古車であれば傷がほとんど付いていない状態は珍しいと言えます。
傷の状態を確認しないと購入後に傷を見つけてガッカリする事も…。傷の程度によっては販売店側で直してもらったり、値引きの対象にもなるので必ず確認するようにしてくださいね!
傷の種類:擦りキズ(こすりキズ)
左右前方バンパーにつけてしまいがちな傷の1つです。凹みがなければ軽い傷である可能性が高いので見つけたら販売店側で治せるか確認してみましょう
傷の種類:飛び石によるキズ
走行中に前方車両から飛んでくる小さな石による傷です。
大きさは3mm程度のものが多く、一見塗装に埋もれて分かりずらいのですが注意してみると飛び石によって受けた傷の部分のみ塗装が取れている事が分かります。
傷の種類:凹みキズ
ボディが内側へ凹んでいる状態の傷です。この傷は簡単に修理する事が出来ず板金作業が必要になる事が多いです。
但し、凹みが気になるのであればその旨を販売店側に伝えると良いでしょう。値下げ交渉の材料にもなります。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント②:タイヤの状態
タイヤの溝の深さを確認してください。こちらも古いタイヤの場合場合によっては値引きのきっかけに!
新品のタイヤの溝の深さは約8mm~7mmだそうです。購入予定の中古車のタイヤの溝はどれくらい残っていますか?
あまり溝の深さがない場合は、購入後にタイヤの購入費用も発生してしまう事になります。
従って、出来ればタイヤの溝の深さも確認し、あまりにの溝の深さがない場合はタイヤ交換も交渉してみると良いでしょう。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント③:タイヤハウスの状態
車にとって足回りは非常に重要です。タイヤハウスの状態が今までの使用状況を物語ってくれます
タイヤハウスとは、車のタイヤが取り付けられているスペースです。このタイヤハウスの中も一度覗いてみましょう。
車のボディに比べて、明らかに汚い・細かい傷が多くある場合、相当に酷使されていた事も予想されます。
逆に、非常にタイヤハウス内が綺麗な場合は室内保管であったり、主に街乗りメインといった極上中古車に出会えた可能性も!
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント④:ラジエーターの状態
ラジエーターそのものの状態というより、ラジエーターの傷を見る事である程度のコンディションが分かる!
ラジエーターは車の前方部分に設置され、走行中の風によって冷却水を循環させる装置ですが車の前方部分に設置される事で様々なゴミや虫の死骸などが付着します。
このゴミや虫の死骸があればあるほど、高速道路やそれなりのスピードで使用されるケースが多い事が推測できます。
また、ラジエーターが非常に綺麗な場合は、上記のような使用ではなく街乗りメインと考える事が出来ます。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント⑤:車の下部部分の状態
通常は見る事がない車の下部部分。しかしあまりにも傷が多い・一部だけ新品といった場合は注意!
外見とはあまり関係がないように思える車の下部部分も、車の状態を確認するには必要な事があります。スポーツタイプの車など車高が低い場合は下部部分を地面に擦っているケースがあり、オイル漏れなどを確認できる事も!
また、一部箇所だけ真新しいといった場合は修理した形跡も疑われます。実は車の下部部分をきちんと確認する事も中古車購入時には必要なんです。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント:内装(インテリア)
次に内装(インテリア)の状態を確認します。外装を一回り確認してみたら中古車販売店の方に鍵を開けて中を確認させてもらいましょう。
ここでは鍵を開けた後に確認する項目をいくつかご紹介します。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント⑥:エンジン始動後の状態
まずはエンジンをかけてみましょう!確認点としては回転系の針と各種警告灯です
欲しかった車のエンジンをかける…高揚感が高まる一瞬ですよね!でも、まだ確認すべき点はありますのでもう少し頑張りましょう。
まず、エンジンをかけた時の警告灯について。もちろん警告灯が残っていないのが当たり前ですが、警告灯のランプが点灯(点滅)していないか確認します。
またエンジンの回転計(針)についてもきちんと確認します。針が前後に上がったり下がったりするのはアイドリングが安定していない事が疑われます。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント⑦:エアコンの匂い
エアコンをつけた場合の匂いは?嫌な臭いがする場合はフィルターが古い可能性も!
車の室内における匂いを確認するのは当たり前ですが、エアコンを付けた際の匂いも是非チェックしてみてください。
仮に嫌な臭いがした場合は、エアコンフィルターにゴミが詰まっている・フィルター自体が古いといった可能性があります。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント⑧:室内の傷
室内にひっかき傷などはありませんか?場合によってはペットの傷かもしれません
室内の傷、特に窓周辺の部分について確認してみてください。何かひっかき傷らしきものがいくつかある場合…前オーナーはペットも同席させていた可能性があります。
そのような場合は、細かい毛や独特の匂いも見つかるかもしれませんね。購入してから家族に「なんか臭い!」と言われるのも嫌ですよね。しっかり室内の傷から前オーナーの利用シーンを想像してみましょう!
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント:前オーナーの履歴
整備履歴があると鬼に金棒!この整備履歴によって車の状態が分かるといっても過言ではありません!
中古車を購入する際に必ず確認して欲しいのが前オーナーの整備履歴です。
この整備履歴があるかないかで、中古車の状態が手に取るように分かるという重要な書類の1つ。中古車販売店に整備履歴があるかどうかを確認してみましょう。
それでは整備履歴で何か分かるのか?その代表的なチェック項目をご紹介します。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント⑨:年間走行距離
総走行距離はあくまでも合計値。重要なのは毎月どれだけの走行距離があるのかです!
中古車を購入する指標の1つに総走行距離という項目がありますよね?確かにそれも重要な指標の1つですが、整備履歴から月間の走行履歴まで把握する事が出来ます。
車は走りすぎても使わな過ぎても良くないので毎月だいたいで構わないので同じくらいの走行距離を刻んでいるかを確認する事は重要です。
状態が良い中古車の購入を見極めるポイント⑩:消耗部品の交換履歴
最も重要な項目の1つ!今まで消耗部品が交換されていたかを確認しましょう
整備履歴では消耗部品の交換履歴まで明記されています。
例えば、オイル交換やブレーキパッドの交換履歴、その他不具合や交換が必要とされた部品について明記があるか確認してみましょう。
思ったより距離を走っている車だとしても、この整備履歴を確認して適切な部品が交換されていれば心配いりません。
むしろ、走行距離が少なくても整備履歴がない車の方がこれから部品を交換するリスクがあると言っても過言ではありません。
さらに少ない費用で中古車を購入するポイントは?
頭金があれば中古車を安く購入する事が出来ますが、この頭金がなくてもすぐに現金を作る事が出来るのが今利用している車を売却(下取り)する事です。
ただ、この下取りですが自分で何もしないと本当に後で後悔される方が多いのはご存知ですか?
ディーラーでは良くこんな会話がされています。
下取り…つまり、現在所有している車両を売った金額で新しく乗り換える予定の車両の値引きを行うことですが、ほとんどの方がこの下取り交渉で失敗しているんです。
(ははは、他社ではおよそ80万円が相場だから30万円も儲かった!)
…そうなんです。私も過去に一度やってしまったことなんですが、このようなことは往往にしてあるんですよね。
現在乗っている車の買取価格も調べないで、値引き交渉なんてしてはいけません!
最低限、自分の車の買取価格くらいは前もって調べた上で値引き交渉をしましょう。
ちゃんと今乗っている車の適切な買取金額が分かっていれば、値引き交渉も優位に進められます。
こんな具合に、知ってるのと知ってないのでは天と地ほどの差があるのがお分りいただけでしょうか?
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