最近ちょっとした流行になりつつあるオーディオブックをご存知でしょうか?オーディオブックとは音楽を聴くのと一緒で、いつでもどこでもスマートフォンで本を”聴く”ことができるサービスです。
もっとわかりやすく言うと、「小学生や中学生のころに国語の時間にあった”朗読”を、小説本やビジネス書でも実現した」と言った方がわかりやすいかもしれません。
本は目で読むものですが、それを”聴く”に置き換えたサービスということです。
私も普段、会社に通勤する片道1時間あまりの中でAmazonが提供するAudible(オーディブル)を利用していますが、スマホの画面を見る必要がないことがこんなに楽だと思いませんでした!
普段は音楽を聴きながら電子書籍を読んでいるんですが、時には満員電車でスマホ画面を見る余裕がないこともありますし、スマホ画面を見続けるのが疲れるときもあります。
その点、オーディオブックはスマホ画面を一切見なくても、本を読む(聴く)ことができるのでものすごく楽です!
紙で出たばかりの最新の本はなかなかありませんが、こちらではスキマ時間や無駄時間の有効活用にもってこいのオーディオブックサービスのメリットや、おすすめのオーディオブック配信サイトをご紹介していきたいと思います!
この記事の目次(もくじ)
オーディオブックのメリット
いつでもどこでもスキマ時間を有効活用できる!
電子書籍と同様にスマホやタブレットにダウンロードして聴くことができるので、インターネット繋がらない場所や通勤電車の中だろうといつでもどこでも聴くことが最大のメリットだと思います!特に朝晩の通勤電車のラッシュ時ともなると本を開いている余裕なんてほぼないはず。
そんな時にスマホかタブレットとイヤホンさえあれば”聴く”ことができるオーディオブックならなんの影響もなく本を読めますし、日々学びたいビジネスマンには強い味方になること間違いなしです!
耳から効くことで記憶に残りやすくなる!
オーディオブックのラインナップの中には英語や歴史といった学習教材も含まれています。特に、英語に関しては「ヒアリングテスト」というものがあるくらい”耳から聴く”ということが重要視されています。
オーディオブックならいつでもどこでも英語の習得に必要な”聴く力”を見つけることができます!英語の勉強をしようと思っている方は、他の英語学習教材に手を出す前にオーディオブックを試してみることをおすすめします。
読書が苦手な人でも無理なく”読める”
少なからず本に抵抗がある方はいるはずです。例えば、見るからに内容が難しそうな本や非常に分厚い本は、読む以前に見た目だけでゲンナリしてしまいますよね。オーディオブックは電子書籍と同様で形あるものではなく、データ音声のようなものなので見た目で「読むのをやめてしまう!」なんてことにはまずなりません。
むしろ、私の経験上「分厚い本こそオーディオブックで読んでやろう!」くらいの気持ちになります。
定額制の聞き放題サービスがあるサービスも!
通常、本は一冊一冊購入するものですが、オーディオブックの中にはAudible(オーディブル)のように、月額定額料金で豊富なラインアップの中から本を聴き放題になるサービスも存在します。
月に何冊も本を読む方なら読み放題にしたほうが大きな節約になること間違いなしです。
オーディブックにも弱点があります。それは、やはり「取り扱い作品数の少なさ」でしょう。現時点で本の媒体別作品数を比較すると、
紙の本 > 電子書籍 >>>>>>>オーディブック
ぐらいの開きがあります。まだオーディオブック自体の知名度は高くないこともあって優先度としては低いので、最新作レベルのオーディオブック化は現時点では考えられませんん。どのくらい普及するかによって作品数は大幅に増える可能性はあるので、今後に期待です。
おすすめのオーディオブックサービス
FeBe(フィービー)
作品数 | 20,000冊以上 |
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サービス区分 | 単品購入(定額プランもあり) |
ダウンロード | 可能 |
再生速度の変更 | 可能 |
一押しのオーディオブックサービスがこの「FeBe(フィービー)」。現2大オーディオブックサービスの1つ。Audible(オーディブル)が「定額制」のおすすめだとすれば、FeBe(フィービー)は単品購入でおすすめのサービスです。
FeBe(フィービー)では、割と最新の作品の取り扱いがあるので、上手く住み分けできるのかなといった印象。
プレミアム会員がパワーアップし、ほぼ全ての作品が1,300円で購入することができるようになりました!
2,000円以上の本でも1,300円で購入できるので、普通に購入するより断然お得です。
もちろん有料会員にならなくても、本の単品購入は可能ですよ。
→ スキマ時間にはビジネス書を「聴く」。オーディオブックのFeBe
Audible(オーディブル)- amazon
作品数 | 5,800冊以上 |
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サービス区分 | 定額制(月額1,500円 / 無制限) |
ダウンロード | 可能 |
再生速度の変更 | 可能 |
現2大オーディオブックサービスの1つ。1番おすすめしたいオーディオブックサービスです。Amazonと連携している点で非常に汎用性の高さが感じられ、通常の本を購入しようとした際に、もしオーディオブック対応していればしっかりと購入画面上で教えてくれる親切設計。
アプリも非常に使いやすく、「再生速度の変更」や細かい設定が可能な「スリープタイマー」など操作性にも優れている点がポイントです。
月額たったの1500円で5000冊以上が聴き放題、Amazonプライム会員限定で3ヵ月(通常会員でも1ヵ月)の無料体験も実施中なのでまだオーディオブックを体験していない方の入門サービスとしても最適。Amazonということもあって、今後取り扱い冊数が爆発的に増える可能性が高いサービスなので、今後に期待できる意味でもおすすめしたいサービスです!
→ Audible (オーディブル) 会員登録 – 無料体験期間1カ月
honto
作品数 | 400冊以上 |
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サービス区分 | 単品購入 |
ダウンロード | 可能 |
再生速度の変更 | 可能 |
今、日本で展開されているオーディオブックサービスの中では、作品数が最も少なく貧弱です。本の販売は取扱数がものを言うため、現時点では利用することをおすすめできません。
ただし、hontoは丸善・ジュンク堂・文教堂と提携している強みがあるため、オーディオブックに本格参入した際には一気に作品数を増やしていけるはずです。私は個人的に一番多く電子書籍を購入しているサービスでもあるので大いに期待しています!
でじじ
作品数 | 10,000冊以上 |
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サービス区分 | 定額制(月額1,500円 / 2冊)+単品購入 |
ダウンロード | 可能 |
再生速度の変更 | 不可 |
作品数も1万冊と取り扱い本数に関しては申し分なく、月に2冊無料になる「マンスリープラン」もなかなかのコストパフォーマンスなのでおすすめしたいところなのですが、作品に関しては、若干古いということと、何より致命的なのが「専用アプリがない」ということです。このご時世なのでアプリがないと使い勝手が相当悪いです。
MP3形式でダウンロードして、別の再生アプリに取り込み、そちらでオーディオブックを聴くという工程を踏まねばならず、一般のライトユーザーはそこまでして”でじじ”から購入するか?というとおそらく買うことはないでしょう。今後、専用アプリを用意すれば、価格次第で利用する方も増えてくるはずなので今後に期待です!
→ でじじ – 日本最大級のオーディオブック・電子書籍ダウンロードサイト
あまり知られていませんが、iTunesでもオーディオブックを購入可能です!再生にはiBooksを使うので注意してください.
まとめ
オーディオブックサービスはこんな方におすすめです!
・通勤では両手をフリーにしておきたい、でも本を読みたい
・目と耳から効率良く語学の勉強がしたい
・スマホの画面を長時間見るのがしんどい
・寝る前に本を読みたいけど、ブルーライトが気になる
まだまだこれから伸びてくる市場でもあるので、作品数に関しては今後に期待しましょう!今の時点ではAmazonが提供するAudible (オーディブル) が圧倒的におすすめなので、まだオーディオブック未体験の方はぜひお試しあれ!