目的別!スマホを充電できるおすすめのモバイルバッテリーを徹底比較!【容量・携帯性・用途別】




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今から数年前に外出先でスマホを充電するためのモバイルバッテリーを購入したのですが、最近のモバイルバッテリーは軽量&大容量と私が購入した一応公称容量10,000mAhあるというどこぞのメーカーかわからない物(おそらく中華製)と比較すると段違いの性能になってきたようです。

私が購入したモバイルバッテリーの一番の難点は、とにかく重いということでした。外出先で使うことを想定しているのに、重くて持ち運ぶ気がおきない…という本末転倒ぶり。

現在使っているスマホは4,100mAhとなかなかの大容量なので、充電切れになることは稀なのですが保険としてモバイルバッテリーを持っていることに越したことはないので、今回新たに購入することにしました。

でも、モバイルバッテリーってそこそこメジャーなメーカーの物からノーブランドのメーカーの物、容量が大きい物から小さい物、デザイン性が良い物までたくさんありすぎますよね。

結局どれがいいの?・・・と誰でも思ったことがあるはず。

自分に合ったモバイルバッテリーを購入するために色々と調べてみたので、こちらの記事に目を通していただければこれからモバイルバッテリーを買おうかな?と思っている方や、購入するのを迷っている方の悩みは解決するはずです。

①選ぶ時のポイント ②目的別に紹介しているおすすめのモバイルバッテリーにぜひ注目してください。

モバイルバッテリーを選ぶ時の4つのポイント

モバイルバッテリーの”重さ”

私の中での一番はこれ!私はこれが理由で、買い替えたのでなるべく軽い物で探していました。

ただし、一般的に”重さ”と”容量”は比例して大きくなっていくので、軽さを求めるのであれば、”容量”はある妥協するしかありません。

自分の中で”重さ”と”容量”のちょうどいい兼ね合いを意識すると良いですよ!

モバイルバッテリーの”価格”

コストパフォーマンスも大事ですよね!

「高いもの=良いもの」となりがちですが、最近は安く良い製品が非常に多くなってきました。特にAnker(アンカー)と呼ばれるメーカーの製品が値段も安く、性能が良いと人気です。

ちなみに私もこのメーカーのモバイルバッテリーを購入しました。

国内メーカーの製品も安心感がありますが、世界との差は良い意味かはわかりませんが縮まって着たような気がします・・・

モバイルバッテリーの”容量”

もちろん”容量”も非常に重要です!

容量は大きければ大きい程、より多く充電できることになるので、大事な指標の1つです。

しかし、”重さ”でも言及していますが、容量が増えると重さも増えますし、値段も比例して高くなります。

一番手っ取り早いのは、「自分のスマホやタブレットの容量に合わせる」ことだと思います。

主なスマートフォンのバッテリー容量

自分の使っているスマホのバッテリー容量がわからないという方も多いと思うので、メジャーなスマホの容量を記載しておきます。

・iPhone5 → 1,440mAh
・iPhone5s → 1,570mAh
・iPhone5c → 1,507mAh
・iPhone6 → 1,810mAh
・iPhone6s → 1,715mAh
・iPhone6 Plus → 2,915mAh
・iPhone6s Plus → 2,750mAh
・Xperia Z5 Premium → 3,430mAh
・ASUS ZenFone 2 Laser → 2,400mAh
・HUAWEI P8lite → 2,200mAh
・FREETEL SAMURAI MIYABI SIMフリー → 2,200mAh
・FREETEL SAMURAI KIWAMI → 3,400mAh
・Google Nexus 6P → 3,450mAh
・Nexus 5X → 2,700mAh
・honor6 Plus → 3,600mAh

モバイルバッテリーの容量=充電できる容量ではない

実はモバイルバッテリーの表示容量(〇〇mAh)は、あくまでバッテリー本体の容量であって、そのまま”スマホへ充電できる容量”ではないことに注意しよう。

モバイルバッテリーからスマホやタブレット端末へ充電する際に、電力ロスが発生します。この電力ロスがあるため、容量=充電できる容量になることはありません。

”表示容量”と”充電できる容量”との間の少ない物が良いモバイルバッテリーとも言えます。ノーブランドで大容量の割に安い製品をよく見かけますが、おそらくこの電力ロスが洒落にならないくらいあるんだと思われます・・・

ノーブランド以外の物を購入する時は、

モバイルバッテリーの公称容量 × 0.7 = スマートフォンを充電できる容量

と思って購入するようにしてください。

モバイルバッテリーの”使用目的”

よく考えてください。あなたがなぜモバイルバッテリーを購入しようとしているのか。そして、それはどこで使う予定なのかを。

これってとっても重要で、”目的”によってどのモバイルバッテリーを使うべきかはっきり分かれると思います。

例えば、人によって「仕事の移動中に充電したいから」「旅行で外にいる時間が多いから」といった様々なシチュエーションが考えられますよね。

移動中や旅行中に充電することを考えると、おそらく1回充電できれば十分だと思うんですよね。馬鹿でかい容量の物は重いし、かさばるしで持っているだけで疲れてしまいますからね。そういう方には軽量でコンパクトなモバイルバッテリーがオススメです。

逆に、なんらかの事情で長い間スマホを充電できる環境にいない場合は、重くても大容量のモバイルバッテリーを用意するべきですよね。

まずは勢いで購入する前に、自分の使う目的を考えてみるといいと思いますよ!

タブレットを充電する場合は”出力電流”に注意!

スマフォだけではなく、タブレット端末も充電する場合には注意が必要です。

というのも、この”出力電流”が足りないバッテリーでは、タブレット端末を充電することができません!

もし、タブレットも充電する予定の方は”出力電流”「2A」以上あれば、ほとんどのタブレットが充電可能になるので、1つの目安として覚えておきましょう!






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コストパフォーマンス抜群のバランス型!
【Anker】Astro E1 5200mAh

メーカーAnker(アンカー)
価格1,599円 ※執筆時点
容量5,200mAh
USBポート数1つ
出力電力最大2A
重量119g
大きさ9.6 × 4.3 × 2.2cm

この製品はアマゾンのモバイルバッテリーの売れ筋No.1の製品!正直、これはコスパ良すぎると思います。

まず、価格は2,000円以下!重量もたった100gちょっと!容量は5,000越え!しかも出力電力は2Aなので、タブレットの充電もできるし死角なしといった感じ。

電力ロスを計算しても(5,200mAh×0.7=3,640mAh)なので、iPhone6を2回フル充電できるくらいなので、大体の方のニーズは満たせるはずのスペックです。

重さや容量といった分野でどこにも特化していないので一見特徴がないように見えますが、非常にバランスに優れた製品なので、もし購入に迷ってしまったらこのAstro E1 5200mAhを選んでおけばまず間違いないと思います。

こんな人におすすめ

・そこそこの容量で、そこそこ軽く、そこそこ安めの値段でモバイルバッテリーを探している方

とにかくコンパクトで軽量!とりあえず一回だけ充電できればいい!方向け
【cheero】Power Plus 3 stick 3350mAh

メーカーcheero(チーロ)
価格1,380円 ※執筆時点
容量3,350mAh
USBポート数1つ
出力電力最大1A
重量68g
大きさ2.4 × 2.4 × 10.1cm

このcheero(チーロ)のcheero Power Plus 3 stick 3350mAh
は、重さがなんとたったの”68g”!お湯を入れる前のカップヌードル約1個分の重さしかないというから驚きです。

その分容量が小さいですが、電力ロスを計算しても(3,350mAh×0.7=2,345mAh)ほとんどのスマホを1回フル充電することができる容量となります。

日常的に持ち運びしたいので大容量は必要としていない方や、女性の方におすすめしたいモバイルバッテリーです。

ただし、出力電力が最大1Aなので、タブレット端末の充電はできないことに注意してください。

こんな人におすすめ

・とにかく、1回だけスマホに命を吹き込めればよい方
・バックの中身は極力軽いものだけ入れたい方
・女性の方

私のおすすめ!ちょっと重いけどパワフルで携帯性もある
【Anker】PowerCore 10400

メーカーAnker(アンカー)
価格1,999円 ※執筆時点
容量10,400mAh
USBポート数2つ
出力電力最大2.4A
重量240g
大きさ9.7 × 8.0 × 2.2cm

私は、”値段”と容量や性能の兼ね合いで一番コストパフォーマンスが良いと判断してこちらを購入するにいたりました。

私の使っているAscend Mate7という端末は4100mAhと大容量バッテリーなので、Astro E1 5200mAhやPower Plus 3 stick 3350mAhでは、電力ロスを計算に入れると、1回のフル充電もできないことになるので、容量不足でした。

このPowerCore 10400なら、7280mAh(電力ロス計算後)なので1回半も充電できることになります。

重さは若干あるものの、以前まで使っていた無名メーカーの同じ容量の物よりも軽く、性能的にも勝っているはずなので非常に満足しています。

また、Anker独自の「PowerIQ」と「VoltageBoost」という2つの機能が搭載されていて、ざっくり言うと、超高速充電が可能となっていることを考えてもコスパの良いバッテリーであることに間違いありません。

これで気兼ねなく、ディズニーリゾートやUSJのアトラクション待ち時間にスマホの充電を気にせずゲームができる…(笑)

改めて良い買い物をしたなぁと思います!

こんな人におすすめ

・大容量のスマホをお持ちの方
・タブレットも1回はフル充電したい方
・テーマパークなどで二人で充電をし合いたい方

携帯性などいらない!”容量が命”な方におすすめ!
【Anker】PowerCore 20100

メーカーAnker(アンカー)
価格3,799円 ※執筆時点
容量20,100mAh
USBポート数2つ
出力電力最大4.8A(1つで2.4A)
重量356g
大きさ16.6 × 5.8 × 2.2cm

私が購入したPowerCore 10400の容量増加版といったところです。

容量が約2倍なので、もう充電に関して言えばなんの心配もいらないと思います!

その分、カバンに入れて日常的に持ち運ぶにはちょっと厳しいですね。重さが356gなので、常に350mlのジュースを持ち歩いていることと同じです。

この製品は、スマホの充電というよりは、外出先でタブレットの充電をしたい方向けの容量ではないでしょうか。

こんな人におすすめ

・なんらかの事情でスマホを3回以上フル充電したい方
・なんらかの事情でタブレットも2回以上はフル充電したい方
・なんらかの事情でモバイルバッテリー本体の充電をできる環境があまりない方(バックパッカーのとかね)

デザイン重視!見た目にこだわるそんなあなたにおすすめ!
【cheero】Power Plus 10050mAh DANBOARD version

メーカーcheero(チーロ)
価格3,650円 ※執筆時点
容量10,050mAh
USBポート数2つ
出力電力最大3.4A
重量190g
大きさ6.6 × 6.2 × 2.2cm

これまで紹介してきたモバイルバッテリーは、男性からするとシック&シンプルでかっこよく映ると思いますが、女性はもっと可愛らしさを求める人もいるはず…

ということで、紹介したいのがアニメ作品に登場したことで火が付いた、可愛らしいキャラクター「ダンボー」のモバイルバッテリー。

安心してください、見た目は可愛いですが、中身はcheero(チーロ)のPower Plusシリーズです。(笑)

「AUTO – IC機能」と呼ばれる、Ankerでいうところの「PowerIQ」と「VoltageBoost」と同様の機能が付いているため、可愛い顔して高速充電ができます!

容量も10,050mAhと十分すぎる上、1万オーバーの容量の割に190gと軽量なので、女性でも持ち運びは問題ないはずです。

カラーバリエーションも6色展開しているので、自分の好みのダンボーを手に入れてください!

こんな人におすすめ

・充電機能だけでなく、デザイン性も重視したい方
・ダンボーファンの方

USBケーブルもセットで!

モバイルバッテリーの他にも、ダンボーモデルのUSBケーブルも販売されているので、どうせならセットで購入してみても統一感があって良いかもしれません!充電中や通電中に目が光ってとても可愛いです。

とにかく素早く充電したい!超急速充電「Quick Charge」に対応した
【Anker】PowerCore+ 10050

メーカーAnker(アンカー)
価格3,299円 ※執筆時点
容量10,050mAh
USBポート数1つ
出力電力最大2.4A
重量318g
大きさ6.6 × 6.2 × 2.2cm

とにかく高速充電に特化したこちらのバッテリー。

公式には”「Quick Charge 2.0」対応機器を従来より最大75%早く充電することができ、たったの15分の充電で、お使いの危機を最大8時間ご利用いただけます”とあるので、さすがにスマホのスタンバイでの話かな?と思いますが、でもそれだけ早いということ。普通の充電器で15分といったら数パーセントの充電止まりだと思うので・・・

現状、Quick Charge 2.0対応機種であれば、最速の充電時間のモバイルバッテリーではないでしょうか。

こんな人におすすめ

・出先で充電するのに時間をとりたくない方
・Quick Chargeに対応した端末を現在使っている方

”Quick Charge”とは?

”Quick Charge”とは、スマートフォンやタブレットを充電する際の高速充電規格です。

どんなくらい早いかというと、下記のサイトではこのような検証がされていました。

「GALAXY S5」の場合、バッテリー残量が15%(420mAh)から1時間で、約2150mAh充電され、約92%にまで充電されます。

とあるので、とてつもないスピードで充電されることがわかります。

Quick Charge 2.0とは

ただし、難点としては日本で圧倒的に人気のiPhoneには対応していないというところでしょうか。

いずれ対応すると思われますが、記事執筆時点では未対応となっています。

Quick Charge対応端末

・XPERIAシリーズの一部端末
・XPERIAタブレットの一部端末
・Galaxyシリーズの一部端末
・AQUOSシリーズの一部端末
・ARROWSシリーズの一部端末
・URBANOシリーズの一部端末
・URBANOシリーズの一部端末

など

詳細はこちらで確認してください。
Quick Charge 2.0対応機種スマホ 注意点まとめ

モバイルバッテリーの消耗を抑える方法

せっかく自分にピッタリのモバイルバッテリーを手に入れても、使い方次第ではすぐにダメになってしまうので注意しましょう。こちらでも、電池の消耗を早めてしまう禁止事項をご紹介しようと思います。

1:フル充電の状態で放置する

ノートパソコンを電源で直接繋いで家の据え置きのメインPCにしている方は多いと思いますが、ノートパソコンは持ち運び前提のパソコンなので、電池が搭載されています。家のメインPCということは、多分ずっと「電源ケーブルを繋ぎっぱなし」だと思うんですよね。

しばらくその状態で使い続け、持ち運ぶ用事がたまたまできて「いざ出先で起動したら信じられないくらい電池の持ちが悪い」なんてことを経験したことはありませんか?

これと同じことがモバイルバッテリーにも起こりえます。実は、これは”過充電”に陥ってるため、内蔵されたバッテリーがダメになっているんです。

いわゆる”充電のし過ぎ”というやつです。ちなみに、これはスマートフォン全般すべてにも同じことが言えるので、モバイルバッテリーもスマホもバッテリー残量が100%になったらすぐに外すか、90%までしか充電しないようにしましょう!

2:過剰に充電しすぎる

バッテリーというのは、そもそも充電できる回数が決まっています。その回数はメーカー等によっても異なりますが、大体500回程度と言われています。

これは、正しく充電した場合での計算なので、おそらく”1”にあるような使い方をしてしまうと短くなってしまうと思われます。

可能な限り、モバイルバッテリーのバッテリー残量ギリギリで充電するようにしてください。

まとめ

今回、自分で色々と調べてみて、場合によっては、目的に応じて複数のモバイルバッテリーを使い分けても良いのかな?ということ。

容量が少なく、携帯性に便利なcheero Power Plus 3 stick 3350mAhを日常的に使って、ちょっとイベントやテーマパークへ出かける時は、容量が大きめのAnker PowerCore 10400を使うみたいな感覚です。

”目的”に合ったモバイルバッテリーを選ぶことが大事なのに変わりないので、自分の生活スタイルを想像して、自分にあったモバイルバッテリーを購入するようにしてください!




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ABOUTこの記事をかいた人

”損”することが何よりも嫌いなコスパ重視なゴリラ。 生活に役立つこと・WEBのこと・お金のことをお届けする備忘録的な総合メディアを運営しています。 座右の銘は「やって遅いことなんて1つもない」 ゴリラを目指して筋トレしだして4年目。